海潮神社 / 海潮の神 ( 2025-03-21 ) скачать в хорошем качестве

海潮神社 / 海潮の神 ( 2025-03-21 )

雲南市大東町の海潮神社（うしお神社）にお詣りしました。創立以来千数百年社地社殿の移転・合祀なく現在に至る由緒正しい神社とされます。海潮神社は著書「出雲國風土記所載神社399社」で神祇官社 382番 得鹽社 （うしほのやしろ）と紹介されてます。主祭神の宇能治比古命（うのちひこのみこと）は遠い神代に出雲の海水をこの山の多い地域まで押し上げてきとと伝わる神様です。「出雲國風土記にはこの地域まで海潮が至り得鹽社 （うしほのやしろ）と云う。」とあります。尚、播磨國風土記に父神のオホナムチノミコトと乱暴な息子ホアカリノの神話がありますが「海潮の神話」に似ており何か関係性があるようにも感じます。 出雲國風土記名： 得鹽社 （うしほのやしろ） 主祭神：宇能治比古命（うのちひこのみこと） 境内社：荒神社・歳徳神社 雲南市大東町南村 https://goo.gl/maps/Ys7aogSPEnwwDh3i9 出雲國風土記の伝え 海潮の由来は、出雲国風土記に古老の伝えとして載っている。それは、「ウノヂヒコノミコトが父親のスガネノミコトを恨んで、北の方の出雲の海潮を押し上げて、父神を漂流させ、その海潮がここまで来たので、得鹽（うしお）と云う。」とある。壮大な親子喧嘩である。この神々の親子喧嘩と関係のありそうな話が、播磨国風土記にある。その話の内容は、「父神のオホナムチノミコトが、乱暴な息子であったホアカリノミコトを憂いて、船で逃げ出したのだが、激怒したホアカリが波風を起こし、とうとう父神の乗った船を難破させてしまった。」というような神話で、海潮の神話に似ているので、関係の深い一族の神話ではないかと考えられている。先の話の続きでは、その時、難破した船から櫛や琴や箱などのいろいろな物が落ちて、姫路周辺の地名の由来になっているという。 https://www.izm.gr.jp/izumoru/readmor... 海潮神社の情報 https://www.shimane-jinjacho.or.jp/un... 当社の創立年代は遼遠であるが、御祭神・宇能活比古命の御事はいずも風土記にも所載されており、得塩社（うしおしゃ）として延喜式制の際には、国幣小社に列せられている。神亀三年地名改正の命により、此の地を海潮と改められ、社名も海潮神社に改められた。降って、出雲国式社考及び雲陽誌等には大森大明神とも称せられて、創立以来、千数百年殿・社地移転惑は、統廃合の事もなく現在に及んでいる古社である。天正九年以降の社殿造営の棟札が現存しているが、歴代武将武門の崇敬篤く、中でも三笠城主三笠弾正は当社を祈願所として崇敬し社領・社地を寄進し、祈願神事に用いた舞獅子頭は今に社蔵している。明治五年一月郷社に列せられ、同四十一年一月神饌幣帛料供進の神社に指定されている。此れらから、明治三十三年十一月には、延喜式内社を有し、而て該当年は、今を離れること正に一千年の古き事として、氏子中相図り千年祭を斎行し碑文を刻み記念碑を建立して後世に遺している。 #海潮神社