滝の白糸 　　　溝口健二監督　　　入江たか子　岡田時彦　村田宏寿　菅井一郎　見明凡太朗　浦辺粂子　1933年制作 скачать в хорошем качестве

滝の白糸 　　　溝口健二監督　　　入江たか子　岡田時彦　村田宏寿　菅井一郎　見明凡太朗　浦辺粂子　1933年制作

サイレント　滝の白糸 1933年制作 監督 溝口健二 出演　　入江たか子　岡田時彦　村田宏寿　菅井一郎　見明凡太朗　浦辺粂子 弁士 　澤登翠 ☆チャンネル登録はこちら    / 古典邦画集pd   北陸一の美人と謳われる水芸の太夫・滝の白糸は、向学の念を抱く青年・村越欣也と結ばれます。士官の道を志す欣也を東京へ送り、仕送りを続ける白糸に、浮世は辛く哀しい運命を突きつけてきます。・・・・ Filmarksに投稿された感想・評価 運命の皮肉。人生の無常。 死によって愛をつらぬくふたり。 法廷で彼を見つめる入江たか子が美しい。 ・・・ 面白かった。男のために金を工面する女という、溝口映画ではよく見るプロット。そのなかでも、白糸の主観が重視されているように思われる。彼女の視点を介した回想や、欣也と幸せに暮らす夢を見る描写、彼女が欣也を見る姿などから分かる。 ロングショット、フルショットが多かった印象。もちろん、後期の溝口に比べればクローズアップも多いのだが。所々、躍動感のあるカメラの動きも見られた。序盤の馬車のシーンや、白糸が自殺を謀った際の線路を写すシークエンス。あと、ななめった構図や、追い詰められた白糸を写す際に見られる表現主義的なローキーの照明も印象的だった。最後は悲しすぎるな…。結局、白糸の気持ちを叶えられない欣也。 ・・・ 活動弁士入りは初めての鑑賞。 映像もよくないが、古い時代の日本が感じられる映画だった。正当防衛、裁判の除籍忌避など、色々と考えるところもあるが、悲恋の心中ものとして味わうべきものだろう。 ドラマって、きっと理不尽な世界でのみ成立するものなんだろうね。 ラストのフィルムが失われてるとのことで残念。おそらく判決、男の自殺のシーンが続いたんだろう。完全版が見たかった。