【補聴器の上手な買い方】年配者相手、 マスク越しでの対話能力を上げる想いやり話し方講座 скачать в хорошем качестве

【補聴器の上手な買い方】年配者相手、 マスク越しでの対話能力を上げる想いやり話し方講座

想いやりトーク総合情報サイト https://www.otodesigners.com/omoiyari... ☆参考サイト 介護総合情報サイトMY介護の広場 「補聴器を購入する前に！知っておきたい基礎知識」 https://www.my-kaigo.com/pub/individu... ☆参考動画 【補聴器に対する誤解】    • 【補聴器に対する誤解】年配者相手、 マスク越しでの対話能力を上げる想いやり話し方講座   今回は、「補聴器の上手な買い方」というお話しをしたいと思います。 今日のお話しは、こちらの介護総合情報サイトMY介護の広場で私が執筆、監修した、「補聴器を購入する前に！知っておきたい基礎知識」に書かれている内容がメインになりますので、ぜひ、こちらも読まれることをお勧めします。 ただ、今日の動画では、 「補聴器を購入する前に！知っておきたい基礎知識」には書かれていない話もちょっとだけ出てきますので、この動画も最後まで見てくださいね。 補聴器は、加齢性難聴の人にとっては、生活の質を改善してくれるとても役立つ機器ですし、認知症の予防効果があることも知られていますので、耳が遠くなってきたと感じている方や、そのせいで仕事や生活に大きな影響が出ている方は、ぜひ、使われるべきだと思います。 ただ、補聴器はとても高価な機器ですから、購入するのを躊躇する人が多いのは当然です。 だって、最近のデジタル補聴器って、両耳に着けると30万円以上するんですよ！ たかっ！驚きますよねぇ。 それで、使ってみたら全然効果が感じられなかったり、かえってうるさくて不快な思いをしたりして、結局使わなくなってしまうってケースもけっこうあるんです。 だから、そうならないために、基本的な知識を身に着けてから検討して欲しいんです。 まずは大前提として、「補聴器をしたからといって若いころの聞こえに戻れるわけではない」ということです。 メガネやコンタクトレンズでは、多くの場合は、以前と同じように見えるようになりますが、補聴器にメガネのような効果は期待しないでください。 購入した後も、時間をかけて補聴器の音に慣れて行く必要がありますし、そこで調整が合っていないようなら、再調整を行なってもらう必要もあります。 で、そうやって再調整を繰り返しても、やはり、補聴器で若いころの聞こえに戻ることはできません。 でも、先ほども言ったように、補聴器は生活の質を改善してくれるとても良い機器ですし、認知症の予防効果もありますので、上手な買い方、上手な使い方をして欲しいんです。 そのためには・・・ 　 補聴器購入を考えているのであれば、まずは耳鼻科のお医者さんか補聴器販売店へ行きますよね？ でも、その前に、絶対にやっておいて欲しいのは、 ご自身の生活のなかで聞こえないで困っている、ストレスに感じている場面を思い出して、書き出す、なんです。 そして、書き出した項目に優先順位をつけておいてください。 例えば、仕事でのお客さんとの会話が聞こえないのが最もストレスなのであれば、それを優先順位の１番目に挙げておくといった「頭の整理」をしておくこと、これが大事です。 そして、耳鼻科に行くのであれば、、ドクターが補聴器に詳しくて、良心的な補聴器屋さんと連携している 病院にしましょう。 と言われても、良く分からないですよね？ だから具体的には、近隣の耳鼻科の病院に、 補聴器適合判定医はいるか？ 補聴器適合検査施設の認定を受けているか？ を尋ねてみて、これらが両方ともOKな病院へ行くのが良いでしょう。 補聴器相談医ならいますという病院が多いと思いますが、補聴器相談医よりもさらに補聴器に詳しく、補聴器用の検査機器なども揃っているのが、補聴器適合判定医がいて補聴器適合検査施設の認定を受けている病院なんです。 だから、近くにそういう病院があれば、そこに行くことをお勧めします。 そして、耳鼻科または補聴器販売店へ行ったら、事前に整理しておいた、聞こえないで困っている、ストレスに感じている場面を伝えた上で各種の検査を受けて、そして補聴器が必要かどうかを確認してもらって、必要に応じて補聴器購入に進んでください。 ちなみに病院では「補聴器相談日」を設けている場合があって、この日には、補聴器屋さんの調整技師の方が来てくれます。 来てくれるのが良心的な補聴器屋さんで、医師とも良い連携が取れていれば、そこで購入すれば良いのですが...残念ながら、ごく稀に、そうでない場合もあります。 検査らしい検査をしていないのに、いきなり補聴器屋さんが出てきた　とか 補聴器適合検査用機器がホコリをかぶっていて全く使われていない などという場合は、ちょっとそこで購入を決めるのは待った方が良いですね。 それから、補聴器には様々な形、様々な機能があり、それによって価格も使い勝手も大きく変わってきます。 先ほどの、聞こえないせいでストレスを感じている場面の優先順位を、改めて補聴器屋さんに伝えて、それとともに、「補聴器を使っていることを他の人に知られたくないのか？」「知られても良いのか？」も伝えてください。 知られたくないのであれば超小型なオーダーメイドタイプ、多少は知られても良いのであれば、使い勝手の良い耳かけ形補聴器を勧められるはずです。 補聴器屋さんは、これらの情報と補聴器適合検査の結果から、あなたに最も合う機種を選択し、調整してくれます。 ここで、もう1つ、本当に知っておいて欲しい大切なことは、 補聴器は「高価な機種であれば聞こえも良くなる」というものでは決してないということです。 不必要な機能が付いていても、使いにくい上に高価になるだけで聞こえは変わらないという場合もよくあるんです。 そして、これは「補聴器を購入する前に！知っておきたい基礎知識」には書かれていないのですが、購入する前には必ず貸出機を借りて、1週間くらいは使わせてもらいましょう。 貸出機の準備が無いお店では購入しないことです。 貸出機を借りる際は、 これはいくらくらいの機種なのか？を必ず店員に尋ね、その価格が高い場合は自分の予算をしっかりと伝え、「この予算で、貸出機と同じ聞こえになる補聴器を買えるのか？」を必ず尋ねてください。 高価な貸出機では良かったのに、購入可能な機種を買ったらダメだったというのは、時々ある話しですから。 そして、気に入った機種に巡り合って購入したら、今度は上手に使っていきたいですね。 次回は、補聴器の上手な使い方について、お話しする予定です。 今回の耳トレ15秒クイズは、音声に定期的にノイズを挟み込んだゼブラ音声を聞いていただきました。 あなたは聞き取れるでしょうか？ 無料アプリ「想いやりトーク」で練習して、しっかりと伝わる話し方をマスターしてください。 そして、どんな年代の人も、お互いを想いやって穏やかに対話できる国にして行きましょう。 BGM: Pure Green Step by Shimtone Planned by Shinichi Sakamoto and Tsutomu Tanaka. Produced by Otodesigners Co., Ltd.