若い世代のニーズに特化した家　“おうち時間を楽しむ家”は「小さくても動線のいい住みやすい家」東広島市 скачать в хорошем качестве

若い世代のニーズに特化した家　“おうち時間を楽しむ家”は「小さくても動線のいい住みやすい家」東広島市

マネー研究所。お金をキッカケに広島の暮らしやビジネスに関わるニュースを徹底取材でお伝えしていきます。取材は木村仁美アナウンサーです。 【木村アナ】 住宅の価格も高騰する時代に比較的若い世代が家を買う。さて、どういうことなのでしょうか？ 総務省が公表している「建築工事費」の推移です。２００５年の価格を基準とすると１６年後の２０２１年にはおよそ２５％値上がりしていることがわかります。 注文住宅の購入者などの平均年齢は、２０２１年のデータで全国平均が４４歳。 しかし、東広島市ではこの年齢を下回る若者層が購入している実態が起きています。理由を探ってきました。 Ｑ：若い人たちが今、家を買う理由とは？ 【日興ホーム 住宅営業部・羽原忠宏 次長】 「今、金利が今の段階では安いのですが、今後はどんどん高くなっていくのではないのかという考えの人や若い世代から長く住宅ローンを組んで金利が安いので長く返していくそういうスタイルを選ぶ人も増えています」 東広島市の西条町に本社を置く地域密着型のハウスメーカー「日興ホーム」この会社では「若い世代」のニーズに特化した商品の開発をしています。 【日興ホーム 住宅営業部・羽原忠宏 次長】 「”おうち時間を楽しむ家”というテーマになっています。繋がりをぜひ楽しんでもらえたらというテーマで作りました」 実は、この「繋がり」が大切なポイントなんです。まずは、「キッチンの繋がり」です。 【日興ホーム 住宅営業部・羽原忠宏 次長】 「家事をしている時に全体が見渡せるというのがこの間取りの特徴になっています」 キッチンの裏側にはバスルーム、脱衣所、洗面所、ランドリールーム、家事室が一直線に並んでます。ここを突っ切ると・・。 【木村アナ】 「ここからもリビングに行けるのですね。戻ってきた」 【日興ホーム 住宅営業部・羽原忠宏 次長】 「“回遊動線”といって“回れる動線”を作ることによって廊下を限りなく少なくしていく」 この“部屋の繋がり”には大きな理由があります。 【木村アナ】 「全ての空間が繋がっていて無駄がほとんどないですよね？」 【日興ホーム 住宅営業部・羽原忠宏 次長】 「近年建築費の高騰で、家を大きく建てたいけど建築費用の関係でどうしても家の大きさに費用をかけられない。そういう方に弊社は出来るだけ狭くではなくてコンパクトに小さく家作りをして、小さいけれどもすごく動線のいい住みやすい家を提案している」 家族が増えていく若い世代から要望が多いのが広い収納スペースです。 【木村アナ】 「広い。布団だと何人分入りますかね」 ここはコートがかけられて、靴も山ほど入りますよ。収納スペースは広島ならではの理由で作りました。 【日興ホーム 住宅営業部・羽原忠宏 次長】 「広島という場所は海も山もあって自然の多いところなので、アウトドアを楽しむ人が本当にたくさんいるので、そのような趣味の道具を土間に繋がった収納に収めることが出来ることは魅力的です」 ２階に上がって行くと・・。 子供の成長に合わせて壁で部屋を仕切るといった、注文住宅ならでは特徴に加えて、寝室に行ってみると、やっぱり、ありました。 【木村アナ】 「見つけちゃいました。ロフトがあるのですか？」 【日興ホーム 住宅営業部・羽原忠宏 次長】 「こちらは屋根のこう配を利用したロフト。屋根うら部屋になっています。限りなくデッドスペースを無くして有効活用できるように、趣味の部屋や収納スペースに活用してもらっています。 この会社が力を入れるもう１つの商品。今、若い世代に人気があるのが・・・。 【日興ホーム 住宅営業部・羽原忠宏 次長】 「平屋を求められている方は若い世代の方で多くいます」 スタイリッシュなデザインに人気があるのが理由の１つですが、それ以外にも意外な理由がありました。 【日興ホーム 住宅営業部・羽原忠宏 次長】 「歳を重ねて高齢になった時に階段を上ることがしんどいのではないかという先を見据えた家作りをする若い世代の方が多い」 この平屋住宅にも無駄を省く工夫が施されています。 【木村アナ】 「部屋の中までドアさえ空いていれば見渡せます」 【日興ホーム 住宅営業部・羽原忠宏 次長】 「キッチンから部屋全体を見渡せるということは、お客の要望をたくさんもらっています。廊下がなくそのまま部屋に繋がっているのが無駄なスペースを無くす工夫の１つです」 現在、個々の住宅だけでなく住宅地そのものを造成中で、広い土地が確保できる東広島市の立地を生かし１区画が５０坪以上の家がたち並ぶ予定です。 この街作りには地元に密着する住宅メーカーならではの熱い思いがありました。 【日興ホーム 住宅営業部・羽原忠宏 次長】 「“ここでゆっくり家族になろう”というキャッチコピーで販売をしています。若い世代から色々な人がここに移り住んで地域の方と交流をしながらここでゆっくり家族になってもらうことを期待しています」