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落石の巣窟・・・あの崩落地帯に迷い込む!? 危険な香りのソロ登山。。。 難関の鋸岳へ ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・- ・危うく遭難かもという状況となりました ・鋸岳周辺はルート迷いが頻発する場所です(注意して下さい) ・皆さまに安全に登山をして頂きたく少しでも参考になるならと、恥ずかしながら撤退動画を公開します ・尺が長くなったので。。。撤退を決めて正規ルートに復帰したところで動画を終えてます つづきの動画、2023/9より通常公開しております。(限定公開から変更) ⇒こちらに動画リンクを貼っておきます • 脱出鋸岳(その後・顛末記) ( 脱出鋸岳 ~ その後・顛末記 ~ ) ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・- 鋸岳へ せっかくのスポーツの日の連休ですが、天気は微妙。。。 そう言いながらも土曜と日曜日ならなんとかなるかもしれない雰囲気に 前々から強い山友さんとご一緒する予定になっていたのですが、彼が仕事で行けなくなったと連絡がくる。鋸岳でも大丈夫そうな(難所に行ける)強い山友さんにひとり、ふたり声を掛けるが、直前ということもあり皆に振られる。どうしようかと思ったのですが、たまにはソロでこういう冒険チックなところも経験値をあげるにはちょうどいいかも!ということで、ソロで鋸岳へ突っ込んでみた。 今回の鋸岳、日本百高山の未登の"アサヨ峰"と"駒津峰"もついでに取ってくるという計画で無駄に遠回りしながら甲斐駒ヶ岳に登ってからの、いよいよ鋸岳への稜線へ。。。 甲斐駒ヶ岳に14:00くらい、この時間だとほぼ人はまばら。。。その先の鋸側の稜線なんて誰もいない。さらに甲斐駒ヶ岳の山頂あたりからガスが出てきて真っ白。方向が分からないなか、六合石室避難小屋に向かって歩く。ガスのなか結構険しい岩場が続き、登山道がはっきり分からない場所も、小さなケルン(石を2つ3つ重ねたようなヤツ)を頼りになんとか六合石室避難小屋に到着。他にも登山者が居てくれて本当にほっとした。(ポツリポツリと登山者が到着して)合計6名となった。(栃木さん2名、ソロ、広島岡山さん2名、そして私) 皆さん、翌日は鋸岳へ行く方はいらっしゃらなくて、私ひとり鋸岳へ5:30に小屋を出発。小屋前の岩が夜露の凍結でツルツルとなっており、小屋を出発した途端に大転倒してしまった。(そんな季節になってきました) ソロで鋸岳へ登るのはちょっと不安があったので、小屋を出発した時点でも行けるところまで、場合によっては引き返そうと。。。(引き返すきもち7割くらいで出発) 鋸岳への登山道は誰もいない、ほぼ一人。藪のようなところや、登山道が不明瞭なところもたくさんありました。まさに冒険。ひとりで来る場所でないなぁと思いながら行けるところまで。。。中ノ川乗越まではと思い歩いたのですが、そこから見上げる鋸岳の岩峰が素敵だったのと、青空がでてきて気分が乗ってきたので、鋸岳へアタックすることに腹を決めた!もう引き返せない(時間的にも) しかしながら第2高点までは登れたものの、その後、2度ルートロスをすることになり、へんなガレ沢に入り込んでしまい。これ以上単独で進むことは危険だと感じ(不吉な予感もあり)、今回はこれ以上無理をせずに引き返すことを選択。 時間的にかなり怪しい時間であり、北沢峠の最終バスに間に合うか?間に合わないか?最悪、北沢峠でもう一泊することも視野にいれて、ふたたび甲斐駒ヶ岳への稜線を戻ることに。。。もう圧倒的な稜線登り、これが見えるだけに心が折れる。 なんとか、13時まえに甲斐駒ヶ岳の頂上に到着でき、北沢峠へに最終便の1時間まえくらいには到着することができた。しかも、14時くらいからなんと雨が降りだして、1時間ほど雨に濡れました。やっぱり、鋸岳の先に行かなくて良かった。。。鋸からの下りの角兵衛沢出合からの河原歩きなど、どうなっていただろう、撤退して正解だったかも。。。ビバークする羽目になっていたかもなんて思ったりして。。。 とにかく、なんとか無事家にたどり着くことができました。 #鋸岳 #甲斐駒ヶ岳 #危うく遭難 #六合石室 #アサヨ峰 #駒津峰 #栗沢山 #宇多田ヒカル #日本百名山 #日本二百名山 #避難小屋泊 #日本百高山 #北沢峠 #中ノ川乗越 #三ツ頭 #登山 #山行動画 #おやまっチャンネル #OYM #OYM_!_Oyama_CHANNEL #Southern_Japan_Alps #trekking #Nokogiri_dake ー・ー・ー・ー・ー・ー・注意事項・ー・ー・ー・ー・ー・ー ・日中の気温 1日目 3℃~10℃くらい 2日目 -1℃~10℃くらい 朝の避難小屋前の岩は朝露が凍結していまして大転倒しました 六合石室避難小屋(六合避難小屋)について ・予約不要(無人) ・トイレなし(携帯トイレ持参) ・水場(鋸岳側にすすんで広場へ、その広場から南側斜面を下りていくとある) ・6名宿泊でした(最大は8名が限度かと) ・避難小屋宿泊のただひとり鋸岳アタックでした(残りの登山者は八丁尾根へ) ・小屋内の最低温度は3℃くらい 鋸岳に登る場合の注意点 ・ヘルメット、ハーネス、ザイルを装備したパーティ以外は立ち入り禁止とされています。 ・天気、気温等でかなり難易度が変化します ・とにかく気を付けて登って下さい ・怪しいと思ったら撤退する勇気も必要 登山口 ・戸台バス停(仙流荘)から北沢峠へ ・バスの始発5:30だがすでに長蛇の列 (1時間くらい前にバス停に行かないと始発の便に乗れないと思われます) ・私は5:10着で、6:40くらいにバスに乗車できました。 ・北沢峠登山口(トイレ・登山届ポスト・バス停最終16:00) ビバーク ・このような誰もいない山域では"ツエルト"などビバークできる準備しましょう ・予備の食料と水 ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー 1日目 山行 8時間30分 休憩含む 07:40 北沢峠 07:45 長衛小屋 09:20 栗沢山 10:00 アサヨ峰 10:35 栗沢山 11:20 仙水峠 12:35 駒津峰 13:05 六方石 13:45 甲斐駒ヶ岳14:00 15:00 六合石室 避難小屋宿泊 2日目 山行 9時間20分 休憩含む 05:40 六合石室 06:20 三ッ頭 07:25 中ノ川乗越 08:10 第2高点 09:50 中ノ川乗越 10:45 三ッ頭 11:10 六合石室 12:35 甲斐駒ヶ岳 13:00 六方石 13:25 駒津峰 13:55 双児山 15:00 北沢峠 ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー 音楽:FREE BGM DOVA-SYNDROME https://dova-s.jp/ Music:shimtone ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー 「私の登山動画を一挙に観たい」という要望にお応えして 再生リスト(作成動画をいっぺんに全部見たいという場合に)を作りました。 • 作成動画をいっぺんに全部見たいという場合に。。。 ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー