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名古屋・広沢市長「市バスに対する市民の信頼を損ないかねない」（2025年2月17日）

名古屋市の広沢一郎市長は17日、市役所で定例記者会見に臨んだ。名古屋市営バスの営業所で、運転手の休息時間を国の基準で定められた9時間に合わせるため、バスの遅れを別の日に付け替えるなどの運行記録の改ざんが行われていたとの報道に、「市バスに対する市民の信頼を損ないかねない事案と思っている。こういうことが起きないようにしっかりと指導をしたい」と遺憾の意を表した。 報道や市交通局の説明によれば、市営バスの猪高営業所（名東区）で昨年9月25日と10月15日、運転手が渋滞による遅延や病欠者の代理運転などの影響で、規定の勤務時間をそれぞれ31分間と13分間超過した。 バス運転手は昨年4月の厚労省の改善基準告示で、翌日の出勤まで9時間以上の休息を取ることが義務付けられたが、両日のケースでは9時間以内に同じ運転手が勤務する予定となっていたため、同営業所の助役（運行管理者）が遅延の発生を別の日に付け替えたり、勤務終了時間を13分前倒ししたりする記録の改ざんを行った上で、翌日も同じ運転手が勤務したという。 広沢市長は「どうすれば正しかったかというのは言うまでもなく、9時間の定められた休息時間が取れない時点でシフトチェンジをして翌朝は別の運転手に変えることが当然だが、それを怠った。ここが非常によくないことで、今後（基準の遵守を）徹底していくことに尽きる」と述べた。 名古屋市長会見の全編はこちら：https://yahoo.jp/su23TU ■チャンネル登録：https://yahoo.jp/zaoidV ■THE PAGEの記事一覧：https://yahoo.jp/A5sxYP ■Yahoo!ニュース オリジナル：https://yahoo.jp/7a5omo #thepage_jp #記者会見 #名古屋市