吉田神社 〜 平安京の守護神として吉田山に創建された神社。吉田神道の根本道場である大元宮を参拝すると日本中の全ての神社を拝んだことに等しいそうです [No.460] скачать в хорошем качестве

吉田神社 〜 平安京の守護神として吉田山に創建された神社。吉田神道の根本道場である大元宮を参拝すると日本中の全ての神社を拝んだことに等しいそうです [No.460]

■概要 吉田神社は京都駅から電車とバスで40分ほどです。御所から鬼門の方向（北東）にある吉田山に平安京の守護神として、平安時代（859年）に創建されました。吉田山は古くから神々が集い神楽を奏で舞い踊った聖地だそうで、山全体が聖地とされており、多くの摂社や末社が吉田山に建てられているとても規模の大きい神社です。吉田山の麓には京都大学があり、万城目学氏の小説「鴨川ホルモー」では、京大生が吉田神社で踊るシーンが描かれています。 ■本宮 吉田神社の中心的なエリアである本宮は、4柱のご祭神をそれぞれお祀りしている4つの社からなり、厄除け、開運、、学業成就、縁結びのご利益があるとされています。本宮の脇には切妻造りの屋根の「直会（なおらい）殿」があり、日本酒有名ブランドの菰樽が奉納されています。祭の儀式が終わった後に使われる場所のようです。 ■若宮社 本宮の横、階段を登ったところには若宮社があります。若宮社は本宮にお祀りされていた水徳の神様を、江戸時代初期（1648）に社殿を造営してお祀りし、明治時代に入ってからは吉田神社の摂社に定められました。 ■龍澤池 本宮のある境内の南には龍澤池があります。龍澤池は、吉田山が神楽岡であった頃、奈良の猿沢の池を模した池をつくったところ、どんな日照りでも水が枯れなかったと言い伝えられています。そして日照りが続くと、村人たちは池の周りで雨乞いの儀式をしたそうです。 ■神龍社 龍澤池の前にも石段があり、その石段を登っていくと、吉田神道を創設した吉田兼倶（よしだかねとも）を祀った神龍（かむたつ）社があります。吉田兼倶は朝廷・幕府に取り入り勢力を拡大して神道界に絶大なる権威を獲得し、全国の神社に対して神位・神職の位階を授与する立場となったそうです。 ■大元宮 境内を更に南に進んでいくと吉田神道の根本道場である大元宮があります。ご本殿は入母屋造の八角形の建築で国の重要文化財に指定されています。本殿の東西両側面に日本全国3,132柱の神々が祀られており、吉田神道では、この大元宮を拝むことは日本中の全ての神社を拝んだことに等しいとされました。かなり大きく出た感じですが、かつては伊勢神宮を抑えて日本で第一の神社を称するほど勢いがあり、信仰を集めていたそうです。 ■菓祖神社 本宮から大元宮に至る参道の途中、左手の枝道を登っていくと菓祖神社があります。果物の祖と言われる橘を日本に持ち帰った神様と、日本で初めて饅頭をつくったとされる神様の、二柱の菓子の祖神をお祀りする社です。玉垣（石柱の柵）の寄進者には、京都の老舗製菓店の名が連なっています。 -------------------------- 《Quick Glance Kyoto チャンネル》 　   / @quickglancekyoto   ■本チャンネルの概要 ご覧いただきありがとうございます。 京都のお寺・神社や有名な観光スポット、四季折々の景色などを紹介しています。ごくたまに京都周辺の動画も投稿しています。京都に興味のある方、これから京都への旅を考えている方や以前京都に旅行した方に見て楽しんで頂いたり参考にしてもらえれば幸いです。 ■連絡先 ご連絡がございましたら、下記アドレスまでお願い致します。 [email protected] #京都 #京都旅 #吉田神社 #京都観光 #kyoto #kyototrip