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伊方原発運転差し止め訴訟　広島地裁が原告の請求を棄却【愛媛】 (25/03/05

広島県の住民らが、愛媛県の伊方原発の運転差し止めなどを四国電力に求めた裁判で、広島地方裁判所は５日、原告の訴えを退ける判決を言い渡しました。 広島や長崎の被爆者を含めた住民３３７人は、『東京電力・福島第１原発のような事故が起きれば、放射性物質が広範囲に広がり、瀬戸内海沿岸でも大きな被害を受ける』などとして、伊方原発の運転差し止めを求め広島地裁に提訴。 裁判では『地震や火山などのリスクに対する安全性の確保』が争点となっていました。 ５日の判決言い渡しで、広島地裁の大浜寿美 裁判長は「原子力規制委員会は新規制基準に適合していることを確認して、再稼働を許可している」と判断。「生命や身体などを侵害する危険が生じているということはできない」として、原告の訴えを退けました。 これに対し、原告は会見を開き、控訴する意向を示しました。 原告団長・堀江壮さん： 「無責任な判決ではないかと思います。次の世代のためにもあきらめずに、今後も頑張っていきたいと思います。」 また、四国電力は「安全性が確保されているとの当社の主張が認められた」と、コメントしています。 #愛媛県 #伊方町 #伊方原発 #広島県 #運転差し止め #四国電力 #原告 #敗訴 #原子力規制委員会 #新規制基準 #再稼働