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「夜空を観測してたら、いきなり“宙を漂う惑星”が視界に入ったって、マジでありえる?――熊本県の山頂にある小さな天文台が、恒星の重力に属さないいわゆる‘浮遊惑星’を発見したと発表し、地元で大騒ぎになっている。その惑星は周囲に星がまったく見当たらない領域をただひたすら漂い、ゆっくりと宙をさまよっているように見えるらしい。通常、惑星は恒星を中心に公転するものとされるが、この浮遊惑星には“太陽”が存在しないため、一体どのように生まれ、何をエネルギー源としているのか謎だらけ。ポジティブに捉えれば、新たな惑星形成の理論や生命の可能性を探る手がかりになるかもしれないが、一方では「行き場をなくした“はぐれ星”がいずれ太陽系に近づいてくるのでは」と警戒する声も上がる。さらに、この惑星にはかすかな赤外線が検出され、内部熱を維持している形跡もあるという。まさか暗闇の中で孤独に輝く“秘密の楽園”が広がっているのか――それとも、ただの死の世界なのか。もしこの不思議な球体が地球に近づいたら、果たして私たちは受け入れるべきなのか、それとも排除すべきなのか。闇に浮かぶ小さな点は、人類の想像力を大きくかき立てている。