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待ち時間時間短縮効果もパスポートのオンライン申請

待ち時間が大幅に緩和される制度が２４日から始まりました。 一つがパスポート。 新規申請がきょうからオンラインで行えるようになりました。 山下拓見記者「きょうは比較的落ち着いているため、５分〜１０分程の待ち時間ですが、夏休みや年末年始の繁忙期には、３００人４時間以上の待ち時間になる日もあったということです」 かつては長時間の待ち時間に悩まされていたパスポートセンター。 コロナ禍でパスポートの有効期限が切れていたというかたにも朗報です。 ２４日からスタートしたオンライン申請では戸籍謄本の提出が不要になったため、新規発行や、期限切れの場合の申請も可能になったんです。 窓口に申請に訪れた人は「（オンライン申請は）便利ですよね」「戸籍謄本をとるのに１時間ぐらいかけて行った」 待ち時間なく、２４時間いつでも申請が可能になる一方で、偽造対策強化に伴い、顔写真のページがプラスチック製になるため、交付までの時間はこれまでよりもかかるようになります。 パスポートセンターによると交付まで長いと３週間かかるため早めの申請が必要と呼びかけています。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− いっぽうこちらも新制度スタートです。 マイナンバーカードと運転免許証を一体化させた「マイナ免許証」の運用が２４日から始まりました。 「マイナ免許証」では、ＩＣチップに顔写真や有効期限などが記録され、専用アプリで免許情報の確認が可能です。 福岡市内の運転免許センターでも朝から場内は混雑していました。 マイナ免許証にした人Ｑ「どういうところがメリットだと思いましたか」 Ａ「一枚で済みますから。たくさん持つよりもマイナンバーカード一枚で、いろんな情報がまとまっていくと我々も便利で使えるんじゃないかな」。 免許所と２枚持ちにした人「出来ればマイナ免許証だけにして、ワンストップを利用したかったけれど、デメリットが大きすぎ。免許証を仕方なく発行することにしました」。 従来の免許証にした人「マイナ免許証にしようと思ってきたんですけど、係員の方が高齢者はメリットがないといわれたので」。 取得や切り替えは個人で選択ができ、従来の免許にするか「マイナ免許証」に一体化するか、両方を持つかの３パターンから選ぶことができます。