症例報告から学ぶ　生まれつきの便秘　ヒルシュスプルング病　知っておきたいアノ疾患 скачать в хорошем качестве

症例報告から学ぶ　生まれつきの便秘　ヒルシュスプルング病　知っておきたいアノ疾患

こんにちは、EIl（エル）と申します。 この動画では、実際に医学雑誌に掲載された興味深い症例報告を紹介しています。 症例：50代男性 小児期から慢性的に便秘で、緩下薬を内服し 排便は週に1回程度であった 1か月前より緩下薬を自己判断で中止したところ、 排便がなく、腹部膨満感が出現したため受診した 嘔吐、腹痛、体重減少、食欲低下などは認めず 腹部診察では全体的に膨隆あり、圧痛なし CT検査では、S状結腸～直腸にかけて、 　　　内部に大量の便塊とガスを含む拡張あり 下部消化管内視鏡検査では、閉塞起点なし バリウム注腸検査で、下部直腸の狭小化と 　　　　　　　　　　　　　S状結腸の拡張あり 手術を施行 ※ 低位前方切除術、下行結腸と残存直腸の吻合 切除標本の病理学的検査で、 　直腸の神経線維の肥大、神経節細胞の欠損あり 診断：ヒルシュスプルング病 　　　　（HD: Hirschsprung’s disease） ポイント： ・HDは、腸管の神経節細胞が先天的に欠損することで、 　蠕動機能不全と内腔狭小化による腸管閉塞が起こる 　基本的には小児領域の疾患である ・神経節細胞の欠損領域の範囲の大きさが重症度に関連し、 　症状が軽度の場合には成人後に診断される症例もある ・臨床症状としては、慢性的な便秘や腹部膨満、嘔吐が 　代表的である ・直腸生検、バリウム注腸検査、肛門直腸内圧検査が 　診断に有用で、根治のためには手術が必須である 検査機関情報に関して、以下の運用を開始しました ドコダス【どこで臨床検査をやっているのかまとめ】（名称仮） 　https://seesaawiki.jp/dokodasu/