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東日本大震災から10年 #2 私がココに住む理由

福島県浪江町。2011年3月11日の東日本大震災・福島第一原子力発電所事故の影響で、ほぼすべての住民が避難を余儀なくされました。その中に当時、高校生だった若者がいます。悔しい思春期とたくさんの人との出会いを経て、2020年、彼は9年ぶりにこの町に戻りました。「これからこの町に何が必要か知りたい。考えたい」。友人も知人もバラバラになってしまったこの町で、彼は月一回ほどスポーツの試合や大会を開いています。 製作：Civic Force https://www.civic-force.org/emergency... Civic Forceは、国内の大規模災害時に迅速で効果的な支援を行うための緊急支援組織です。NPO/NGO・企業・市民・自治体・大学などあらゆる立場・組織を超えて、災害時支援に必要な情報・人・資金・モノを集約し、一刻も早く一人でも多くの人に支援を届ける活動に尽力します。東日本大震災では、発災翌日からヘリコプターを投入して緊急支援をスタートし、以降、救援物資の調達・配送、ボランティア派遣、風呂の設営、離島へのカーフェリーの就航、被災地のNPOのサポートなど様々な取り組みを通じて被災地の復旧を後押ししました。2013 年から2019 年3月には、高校生らをサポートする奨学金プログラムを実施。奨学生約1000人は、震災の影響で非常に厳しい環境下に置かれていましたが、全国の皆様の応援を受けて立派に成長し、今は社会人として活躍しています。 「これからは自分が人の役に立ちたい」「復興をこの目で見届けたい」「震災の経験を後世に伝えたい」。元奨学生たちから寄せられた思いを次につなげるため、 Civic Forceは2019年秋、東北支援事業の継続を決定し、「コミュニティ再生」「福島・保養」「記憶の伝承」の３テーマを軸に、被災した地域のNPOとタッグを組んで、真の復興と将来を担う若い世代のための新しいまちづくりをサポートしています。 ◆実施中のプロジェクトやこれまでの連携先・支援実績について： https://www.civic-force.org/emergency...