【4k 昭和の街並み | 荻窪北口駅前通商店街 荻窪銀座街】 скачать в хорошем качестве

【4k 昭和の街並み | 荻窪北口駅前通商店街 荻窪銀座街】

■闇市の残影 駅チカなのに多くの乗降客とは無縁にひっそりと存在する商店街。僅か数十メートルの商店街ですが昭和の風情を奇跡的に残しています。お店も大手チェーン店が入っておらず個人商店ばかりが並んでいます。古ぼけたトタンの屋根がいやが上にも郷愁をそそります。現在どこもキラキラと管理された街並みになっているなか、ここは異次元の空気が流れて驚きを禁じえません。アーケードを抜けて差し込む陽光が心を和ませます。戦後1946に生まれた「新興マーケット」と呼ばれた闇市の名残りを感じ取れるように思います。 ■レトロカフェの邪宗門 邪宗門は、たぶん古いカフェのファンなら有名な場所だと思います。今回はカメラが入れないので表だけの撮影でしたが、まさに昭和からの歴史を感じ取れる場所でしょう。50年近い歴史があるようです。奇術界の重鎮であったご主人は他界されたようで、奥様一人でこの仕事を引き継いでいるようです。邪宗門という不思議な名前。調べると宗教用語ではなく、豊臣政権や江戸幕府が敵対する宗派などに対して用いた言葉らしいです。そんな名前をなぜと思いましたが、どうやら北原白秋の詩集から名付けたようです。もとは国立店から出発したようで、現在も世田谷や高岡、下田などに数点存在しているようです。総本山の国立店は残念ながら 昭和一桁生まれが営んでいたカフェは以前は都内のあちこちに本当に沢山ありました。15年ほど前なら歩けばすぐにでも見つけることができたように思いますが、現在はほぼ絶滅となったように感じます。当然ですね。他界された場合がほとんです。後継できる家族はいたのかもしれませんが、あまりのほそぼそとした商売でお金の観点からは魅力に乏しかったでしょうし、借家でなく持ち家だった場合は、戦後日本の相続がアメリカの法律のように兄弟で均等に分散となったため、ほとんどが売却しないと資産分散できないということになっているように思われます。 撮影のあと寄りたかったのですが、行けませんでした。近々行かなくてはと思っています。 ■荻窪北口駅前通商店街の裏側からの後継 一本奥の路地をいくと、ちょうど空き地が現在あり荻窪北口駅前通商店街の裏側が望めますが、これが異常なほどに郷愁をそそります。猥雑でボロだけど暖かく人間らしい感触を感じずにはいれれません。興味のある方はぜひ訪れていただくことをおすすめいたします。 ■荻窪銀座の呑み屋街も素敵 少し足を運べば、荻窪銀座が現れます。昔からの古い店は少ないかもしれませんが楽しそうな小ぶりなお店が並んでいます。酒に弱く一人飲みの機会の少ない私ですが、ここで数件、飲んだ記憶があります。 ■アクセス JR荻窪駅北口出て右へ。すぐに現れます。 東京都杉並区上荻１丁目６ https://bit.ly/3e2p8X0