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三菱重工　安全性高めた「革新軽水炉」の研究進める(2022年9月29日)

　三菱重工業は関西電力など電力4社と共同で、安全性を高めた次世代の原子力発電設備の研究を進めていると明らかにしました。 　三菱重工は北海道電力や関西電力、四国電力や九州電力の4社と「革新軽水炉」と呼ばれる新型の原子炉の研究を進めています。 　現在、国内外で運転している「軽水炉」をもとに、安全性を高めるとしています。 　具体的には建屋を岩盤に埋め込み、壁を従来よりも頑丈にするなどして自然災害やテロへの対策を強化するということです。 　また、万が一の事故で福島第一原発のようにすべての電源が喪失して冷却できなくなり、炉心が溶け出した場合もそれを受け止めて冷却する特殊な設備コアキャッチャーなどを備え、放射性物質が流出しないようにするということです。 　三菱重工は2030年代の実用化を目指すとしています。 [テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp