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母親に育児放棄され、代わりに与えられたオランウータンのぬいぐるみを抱きしめていた子ザルが最近ようやく、仲間の中に居場所を見つけられたようだ。 千葉県の市川市動植物園にいるニホンザルの「パンチ」は、ぬいぐるみを引きずり回したり遊んだりしている。その様子を撮影した動画が、世界中の人々の心を揺さぶってきた。 生まれてから最初の数カ月間、パンチは園内のサルの群れとなかなか絆を築けず、人間の飼育員とぬいぐるみだけを頼りにしていた。しかし、状況は変わり始めている。 最近では、パンチが1匹の大人のサルに抱きしめられている姿や、ほかのサルを毛づくろいする姿が確認された。毛づくろいは、ニホンザルの社会化において重要な行動だ。 英イングランド北部ストークオンタレントにある野生動物保護区「トレンザム・モンキー・フォレスト」のマット・ロヴァット所長は、BBCの朝の情報番組「ブレックファスト」で、パンチの行動について説明した。 「彼が毛づくろいを始めるのを見られて、とても良かった。毛づくろいは、霊長類が自分たちの群れの中で友情を築き始める主要な方法だからだ」と、ロヴァット氏は話した。 (映像編集:マリナ・コスタ) BBCニュースサイトの記事はこちら。 https://www.bbc.com/japanese/articles... YouTubeのBBCチャンネル登録はこちらから。http://goo.gl/tYDMwU BBCニュースの日本語ツイッターはこちらから。 / bbcnewsjapan