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長唄『胡蝶舞』 昭和7年(1932年) 中内蝶二作詞・山田抄太郎作曲 花の胡蝶と わしゃ唄はれて 日がな一日 花から花へ 舞ふも狂ふも あの花ゆえに 花の香りを翼にのせて いざや舞いましょ ひらひらと 露を命の わしゃ身じゃものを 花の情けが忘らりょものか 恋も情けもあの露ゆえに 花の色香を羽袖に染めて いざや舞いましょ ひらひらと どことなく歌謡曲のような、昭和のにおいがする長唄です。 長唄東音会初代会長山田抄太郎先生33歳のとき、当時一世を風靡した芸者歌手、市丸氏のために作曲されたというこの曲を、実際に柳橋に残っている市丸邸(現在はルーサイトギャラリーというカフェ&バー・ギャラリーに生まれ変わっています)にて実際に撮影録音いたしました。 動画の中の市丸氏のお写真は、ルーサイトギャラリー様所有のものをお借りさせていただきました。 撮影を快く許可してくださったルーサイトギャラリー様には、心より御礼申し上げます。 ルーサイトギャラリーHP http://lucite-gallery.com/