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”令和のコメ騒動”続くなか　今年のコメ作りへ　青空が広がる中農作業　秋田 (2025/04/17

１７日秋田県内では２０２５年で一番の暖かさとなった所もありました。久しぶりに青空が広がり田んぼでは農作業が行われました。令和のコメ不足が騒がれ米価高騰が続くなか、コメ作りのスタートを迎えます。 秋田市の農業組合法人アグリかなあしでは、７０ヘクタールの大規模な農地でコメを栽培しています。ちょうど春の農作業が始まったばかり。種まきは先週から始まり、来週にかけて苗を育てる箱あわせて１万４０００枚に種をまき、５つのハウスをフル回転して苗を育てます。最近は雨や気温の低い日が続き、田んぼの土壌が乾かず思うように農作業が進められないといいます。 アグリかなあしでは、「あきたこまち」と「めんこいな」の２品種を栽培しています。２０２５年から秋田県のあきたこまちは、土壌に含まれるカドミウムをほとんど吸わない品種「あきたこまちＲ」へ全て切り替えられます。２０２５年初めてのあきたこまちＲの作付けや春先の天候不など様々な課題がある中でいま不安に感じていることはコメの価格高騰です。菊地さんは「今ぐらいの米価で推移すれば何とか生産を続けていける」と話す一方で、急激に米の値段が上がったことで消費者の需要が輸入米に流れるのではと不安を抱えています。 ２０２５年のコメの出荷予定数は約５６００俵、５月中旬には田植えを控え、大忙しの日々が始まります。