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井戸尻遺跡のハスの花 [4K] Lotus in Idojiri site

長野県諏訪郡富士見町境にある縄文時代の遺跡公園です。 古代ハスである大賀ハスが見頃を迎えていました。 大賀ハスとは今から二千年以上前、縄文時代に咲いていたと言われるハスの花の種から、ハス博士と言われた大賀一郎博士が昭和26年、開花に成功したものです。 こちらには井戸尻考古館、歴史民俗資料館もあり、縄文時代の土器や石器も展示されています。 八ヶ岳連峰の南端、編笠山麓の末端に位置して、豊かな湧水に恵まれたこの地は、七千年前の縄文時代早期より古代人が住居を構え、五千～四千年前の中期に最も栄えたところです。 昭和41年、中部高知の縄文時代中期の文化を代表する遺跡の一つとして国の史跡に指定されました。 甲斐駒や富士山を望む里山の景色も素晴らしく、大賀ハスの後、埼玉(さきたま)古代蓮、漁山紅蓮(ぎょざんこうれん）、百万石白花蓮が7月下旬頃より見頃を迎えるそうなので、また行ってみたいと思います。 映像の中で、ハスの葉の上で水が沸騰しているように見えるところがあります。 これは光合成の作用だということです。 雨上がりなどで、葉っぱの上に溜まった水に太陽の光が当たり、光合成がすすむと地下茎から空気が送り出され、葉っぱの真ん中にある気孔から出ることでプクプクと沸騰しているように見える現象が起きるそうです。 葉っぱには、細かい毛細がついているので、それが水をはじいて、パチパチ水がはねて見えるということです。 私も初めて見ましたがとてもきれいで、不思議な現象でした。