【奥多摩七ツ石山 登山】 七ツ石尾根から再興された七ツ石神社へ скачать в хорошем качестве

【奥多摩七ツ石山 登山】 七ツ石尾根から再興された七ツ石神社へ

公式の登山道がない七ツ石尾根から、七ツ石山と七ツ石神社を目指しました。登山用の標識がない七ツ石尾根の模様、再興された七ツ石神社の紹介、この周辺に残る、平将門伝説を紹介しました。 ■平将門迷走伝説 紹介看板は12個あります。 将門一行は、修験者の案内で、大菩薩嶺から来て、鴨沢登山口から七ツ石山を越え、天祖山に向かったとのことです。 その看板内容を順にたどります。 ●お祭りと鴨沢の福寿寺 将門一行が近隣の住民も交え三日三晩お祭り騒ぎをしたことから「お祭り」という地名がついた。近くの福寿寺で正室の紫の前が、体を休めていたが、酒宴の最中に敵が近くに来たことを知り、再び七ツ石へ向かい始める。 ●釜場（かんば）タワ ここまでくれば安心と、一行が自炊する。 ●小袖 将門は川で洗濯を始めたが、夕立に遭って小袖を置き忘れてしまう。 ●茶煮場（ちゃにっぱ） 雨がやんだので、みなで一服する ●風呂岩（すいほろいわ） 簡単な岩風呂を造り、体を休める。その後敵に見つからないよう打ち壊したが、その岩が白石となりその形を留めている。 ●堂所 鎧を脱いで休んだ。 ●紫久保 正室の紫の前が、突如自害した。力尽きて、足手まといにならぬための決断だろう、と看板は伝えている。 ●七ツ石神社と七ツ石山 将門の影武者七人衆のわら人形を作り並べたところ、敵がそれを射貫いた瞬間、岩に変化したという。 ●大血川の悲劇 家臣の妻や姫ら99人が、一斉に自害してしまう。その血は七日七晩、川を赤く染めたという。故にここから流れ出る川を大血川と呼び、川に流れる川海苔は恨みがこめられた髪が変化したものだという。 ●「青梅」の地名になった将門の句 その後、青梅の金剛寺に立ち寄り、茨城県の岩井で打ち倒されたとある。 金剛寺で将門は「我願い成就あらば栄ふべし。しからずば枯れよかし」という句を残した。 意味は、梅の枝を地面に突き刺し「わが願いがかなわないならば枯れよ」と言ったということです。 するとこの梅の木の実は、いつまでも熟さずに青々としたままだった。 そこから「青い梅＝青梅」の地名がついた。