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【ピアノのタッチ】打鍵後に脱力しない脱力の仕方！

打鍵後に鍵盤を押さえつけない技について、お話します。 つまり、「脱力しない脱力の仕方」なのですが、その方法は、肩を使うことです！ 打鍵した後、鍵盤を圧迫していませんか？　特に思いを込めて歌いたい旋律を弾いた時には、鍵盤を押さえつけてしまうと思います。ピアノは下に鍵盤を押さえない限り音が出ないので、気持ちを込めれば込めるほど、ついつい押さえつけてしまうのは、とても自然なことです。 とはいえ、鍵盤を押さえつけてしまうことには、３つのデメリットがあります。 １．鍵盤を圧迫しても音に変化なし ２．次の音への準備が遅れる ３．手がしんどい こういったデメリットを克服するために、鍵盤を押さえつけない技を使います。つまり「脱力しない脱力の仕方」ですね。 まず、打鍵の瞬間のみ重さが鍵盤に伝えされます。この瞬間のみというのが、大事です。 そして、打鍵後の指は鍵盤に留まっているのみです、そのための方法は、肩を使って（動いているようには見えないが）腕の重さを支えることです。 打鍵がアクセル、肩はブレーキと思うと、分かりやすいかもしれません。相反する力を使って、音を出しています。 このことを、「打鍵したらすぐに脱力する…」と表現される方もいらっしゃいます。 より詳細にお伝えすると、「打鍵の直前から肩の力を使って、腕の重さを支えることで、鍵盤を押さえつける力を開放する。」と言うことができます。 つまり、力を抜くことが重要なのではなく、力をどのように使うかが、大切なことです。 【伊藤憲孝】 ■ピアニスト ■アムステルダム音楽院卒 ■ベルリン"ハンス・アイスラー”音楽大学卒 ■欧州、米国のピアノコンクールで受賞 ■大学でピアノを教えているよ 😻ウェブサイト noritakaito.com 😻ツイッター   / noristyle   😻インスタ   / noritakaito   フォローお待ちしています！ #脱力　#ピアノ脱力　#脱力の仕方