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ストリートファイター シリーズ 再生リスト • ストリートファイターシリーズ Street Fighter Series 『ストリートファイターII』は、カプコン制作の対戦型格闘ゲームで、『ストリートファイター』の正統続編。通称『ストII』。1991年にアーケードゲームとして登場し、爆発的ヒットを記録した。「ゲームで対戦すると楽しい」という事実を突きつけた本作では、攻撃の強弱を別ボタンに分け、それらを活かすコマンドを用意するなど、後の格闘ゲームでも踏襲される基本要素が初めて搭載された。 1992年6月10日にスーパーファミコン版が発売。 販売本数 国内:約288万本(第5位)世界:630万本 スーパーファミコン初の16MBitロムカセットで発売。ハード性能と、メディア容量の関係でアーケード版と異なる部分があり、簡略化されている部分がある。 隠しコマンド「CAPCOM」ロゴが出ている間に1P側で「下、R、上、L、Y、B、X、A」と入力し、効果音が鳴るとアーケードでは不可能だった「同キャラ対戦」が可能になる。2Pキャラクターのカラーは四天王も含めてすでに稼動していた『II'』に準じる。ただし四天王は使用不可。 アーケード版との違いは以下の通り。 1人プレイ時の乱入可能状態の表示がAC版では「PUSH START」であったのが「PRESS START」になっている。 タイトルデモの殴りあう白人と黒人のアニメーションがない。 各キャラクターパターンと必殺技などの声の微妙な省略。例として強属性技の動作においてアニメーション枚数がアーケード版では6枚のグラフィックで構成されていたものが4枚のグラフィックで構成されている。またはフォロースルーのグラフィックが別のアニメーションになっているなど。 投げなどの掛け声がアーケード版と異なる。AC版では「フン」であったのが本作では「ハッ」になっているなど。このボイスは、ガイルやダルシムが投げ技を仕掛けた時にも発する。 KO時のボイスが男性キャラクターの場合3種類に分かれており、主に重量系キャラクターの場合キーが低くそれ以外はキーが高い。ブランカのみ専用ボイスになっている。また、KOした瞬間に障害物を壊しても音声がかき消されなくなった。またアーケード版『II』〜『II'TURBO』まで一部の投げ技で相手を倒した場合KOボイスを発しなかったが、以降のスーパーファミコン版、メガドライブ版などの移植作に共通で発する仕様になっており、アーケード版『スパII』以降も発する仕様に変更されている。 必殺技の強弱によって声の高さが違う。なおキーをアーケード版基準とした場合、中が原音で、弱は低く、強は高いとなっているが、原作アーケード版と比べるとやや早口表現である。 試合前の顔合わせ画面(○○ VS △△)は、通常時はアーケード版と同様の黒背景だが、先述の隠しコマンドを入力した場合青背景になる。また「VS」ロゴマークも異なり、アーケード版では黄色とゴシック体のロゴ文字にヒビ割れが入って赤色のスパークが入っているが、スーパーファミコン版は金色で字体もアーケード版と異なる。 積んであるドラムカンを破壊するボーナスステージが、レンガを破壊するものに差し替えられた。また本作のみ樽を破壊するステージが入っておらず、ボーナスステージは4ステージ間となっている。アーケード版本来なら全3つある内2つのみとなっている。 BGMの音色がアレンジされているだけでなく、ピンチ時専用BGMがアーケード版では原曲をアレンジした専用曲なのに対し、原曲のテンポを上げただけのものになった。 一部のキャラクターの技がアーケード版で本来あるはずの通常技・特殊技が削除されている。 各キャラクターの前進移動時と後退移動時のグラフィックがそれぞれ専用であったものが全て前進移動時のグラフィックに統一されている。ただし四天王はアーケードオリジナルから元々動作が前進移動時と同じなのでそのまま。 リュウステージの空背景にAC版では本来あるはずの月と雲の流れが無くなっている。 ケンステージの右端に設置されている「ドラム缶」はAC版では「ドラム缶2本と木箱4個」であったのが「ドラム缶2本」のみとなっている。 ガイルステージの左端にAC版では本来いるはずの男女1組のギャラリーがいない。 ダルシムステージの象の頭数がAC版では左右にそれぞれ3頭づつ計6頭であったのが、左右にそれぞれ2頭づつ計4頭に減っている。 サガットステージのヤシの木がなくなった。 国名や試合終了時のアナウンスおよびコンティニュー時のカウントなどの読み上げが省略。また、コンティニュー画面のカウント表示もアーケード版と異なっている。 またコンティニュー画面のカウントダウン中のキャラクターの顔の動作が無く、アドバイスメッセージの表示も無い。顔の向きもアーケードとは逆になっており、ケンやダルシムなど一部のキャラクターに至ってはコンティニューした時のボイスも異なる。またコンティニューした時はアーケード版では全て一律「負傷はそのままで表情が若干変わりキャラクターの眼が光る」という仕様であったが、本作のみ「白くフラッシュして負傷が瞬時に完治し元の顔に戻る」となっている。 試合終了後のメッセージ画面で負けた側のキャラクター顔グラフィックが四天王以外は2種類あり、どちらか毎回ランダムで表示されていたのが、1種類のみとなっている。 ベガの帽子の徽章がAC版では「星型」であったのが、シャドルーの紋章である「翼の付いた髑髏」になっている。 一部キャラクターのエンディングがアーケード版と若干違う。ガイルの娘であるクリスという名前も本作のみ会話中に挙げられている。 ガイルのエンディング直前の規定本数クリア時にAC版では勝利ポーズを取らなかったのが、勝利ポーズを取る他BGMの鳴るタイミングが「倒れているベガに駆け寄る場面」から「家族が揃って家にいる場面」に変更。 試合終了時の各キャラクターの台詞やエンディングの台詞はアーケード版では「ひらがな」のみであったのが、「ひらがな、カタカナ」の2種類になっている。 本作はコンシューマ向けの本格作品ということで、実写で俳優が専用のCM映像を撮影。当時としては珍しいことで、しかもゲームに配慮した渋い内容の実写映像だったため話題になった。リュウを当時新人俳優のRYO氏、春麗を当時新人であり、17歳の高校生だった水野美紀氏、ベガを軍司眞人氏が演じた。なお、CMのキャッチコピーは「俺より強いヤツに会いに行く。」で、CMソングは筋肉少女帯の『バトル野郎〜100万人の兄貴〜』だった。 画面はシネスコサイズとなり上下を黒くマスクして、ゲーム画面本体の縦方向の長さを縮めている。これはキャラクター全体の大きさをオリジナルより小さくしてグラフィックデータを減らしながら、それをプレイヤーに感じさせない工夫だった。 スーパーファミコン版の攻略本は徳間書店が独占的な出版権を確保した。大ヒットを記録したこの攻略本の著者はそれぞれ1千万円を超える印税を手にしており、当時マスコミでも話題となっている。なお攻略本についてはアスキーやJICC出版局でも企画されていた。このうちJICC出版局は徳間書店の権利を侵害しない形式を模索の上、当時スーパーファミコンで発売されていたいくつかの格闘ゲームの攻略を特集した『HIPPON SUPER!』の増刊号として実質的な攻略本の発行を実現している。この増刊号のメインとして巻頭を飾った、『ストII』の攻略記事を担当したのは手塚一郎氏だった。 0:00 タイトル Title 1:16 リュウ Ryu 2:20 E.本田 E. Honda 3:11 ブランカ Blanka 4:08 ガイル Guile 5:33 ケン Ken 6:24 春麗 Chun-Li 7:33 ザンギエフ Zangief 8:22 ダルシム Dhalsim 9:01 スタッフロール Staff Roll ゲーム エンディング集 再生リスト Video Game Ending Collection • ゲーム エンディング Video Game Ending