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東京都の小池知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」に所属していた音喜多駿都議と上田令子都議が5日、離党届を提出しました。2人は情報公開の在り方や、国政に力を注ぐ小池知事の姿勢を疑問視していました。 離党届を提出した2人は、会の設立前から知事を支えてきたメンバーです。音喜多都議は会見で「私が最も許せないのは言行の不一致。全くといって果たされていなかったのは、私にとって政治家として許容できることを超えていた」と述べました。 2人は毎月、政務活動費など21万円を会派に納めていましたが、その使い道が不透明だったとして、党の運営体制に疑問を持ち始めたということです。また、メディアでの発言を制限された上、他の議員と食事会をしようとしたところ「派閥を作る行為だ」として、自由な議論を制約されていたと話しました。 離党届を受けて、都民ファーストの会の増子幹事長は「部会やチームを作って政策や会派の運営について意見を出してもらい集約していた。別に自由な議論ができないということはない」と反論しました。 2人は今後、新しい会派「かがやけTokyo」として活動していくということです。