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大型バスのエンジン始動方法

大型バスの始動方法です。趣味で一日レンタカーのバス(日野レインボー９m)を借りて遊びに行きました。私は大型二種免許を持ってる現職のドライバーです。 ・　乗る前には冷却水とファンベルト、エンジンオイルの量と質は点検しておきます。普通車と違い点検していないと大事故に繋がる場合があります。このビデオのように古いバスなら尚更点検しておきましょう。 ・　最初に座席やミラーの位置を調整します。 ・　車やバイクと違い、キーを回してもバスのエンジンはかかりません。 ・　右下や左下にあるバッテリーのメインスイッチ(引っ張ってON、回しながら押してOFF)を引っ張ってメインスイッチの電源を入れるとエンジンがかかります。 ・　ウインカーは普通車と同じですがワイパーは普通車のリアワイパー(左レバーひねる)の感じです。 ・　普通車でワイパーに該当する左レバーを下げると「排気ブレーキ」がかかります。アクセルを離してる間にエンジンブレーキが強くかかる補助ブレーキです。 ・　バスやトラックの大抵の車種で「ハザード」は左レバーを押し倒します。ボタン式のタイプもあるので乗ったら確認しておきましょう。 ・　ギアは路線バスタイプは５速MTですが観光バスタイプは６速MTです。 ・　一般的に発進は２速から発進します。１速は荷物や旅客満載ですごい坂道を上がる場合やよっぽどの時にしか使いません。吹かしても歩く位の速度なので。 ・　ブレーキはエアブレーキです。メーターでエア圧(空気圧)を確認してエア圧がなかった場合はブレーキが効かないので運転を中止して下さい。 ・　ハザードとヘッドライト、路肩灯などのランプの球切れとタイヤの空気圧とナットの緩みを点検して発進しましょう。