福島県に７校ある【義務教育学校】９年間の自由な教育カリキュラム　中１ギャップの解消にも期待 (22/04/05 скачать в хорошем качестве

福島県に７校ある【義務教育学校】９年間の自由な教育カリキュラム　中１ギャップの解消にも期待 (22/04/05

＜小学校課程から中学校課程まで義務教育を一貫して行う義務教育学校＞ 【小中一貫校】と【義務教育学校】・・・この２つは小学校から中学校への円滑な橋渡しを目指す「小中連携教育」という目的は同じ。 しかし、その方法が大きく異なっている。 【小中一貫校】は、小学校と中学校が独立していて、それぞれに校長や教職員組織がある。 一方、【義務教育学校】は一つの学校として扱われるため、校長は１人、教職員組織も１つ。そのため教職員は、小学校と中学校の教員免許を持っていることが求められる。 さらに、学年に対する考え方も異なる。 【小中一貫校】は小学校と中学校で分かれているが、【義務教育学校】は１年生から９年生までと一体的になっている。 ９年間で教育カリキュラムを自由に組み立てられるため、１年生から英語教育に力を入れていたり、中学生の学習内容を５年生から先取りしたりしている学校もある。 最大のメリットは、いわゆる『中１ギャップ』の解消。 小学校から中学校に進学する際には、授業環境が大きく変わるため子どもたちがつまずき、成績の低下や不登校の要因になることがある。 義務教育学校では、小学校・中学校という明確な区切り感がないため、この『中１ギャップ』の解消につながると期待されている。 一方、９年間同じ学校のため人間関係が固定化されやすいなどのデメリットもある。