ネットと元型論は同じ!? - 医療系心理学(柴犬ルーベンス) скачать в хорошем качестве

ネットと元型論は同じ!? - 医療系心理学(柴犬ルーベンス)

ネットのシステム（webシステム）と元型論がそっくりな件について！ 「イチゼロシステムのワンダーミーティング2021」 https://www.ichizero-system.net/meeting/ に出させて頂いた動画です。 ■この動画のショート版はこちら↓    • ネットのシステムと元型論が似ている！…#shorts   ■ナレーション ✿:*✼ Haru ✼*:✿ ■Twitterはこちら↓ twitter.com/DjEcRpoG0XmQVyw ■医療系心理学ch!の、TikTokはこちら↓ www.tiktok.com/@psychology_rubens ■台本 ネットのシステムと元型論がそっくりな件について！ こちらは、ネットのシステムのイメージ図、そしてこちらは、ユング先生による元型論の図、すごく似ているように見えます。 ～メインタイトル～ 精神科医であるユング先生のいう、元型（表象可能性）ってなに？ 白雪姫やヘンゼルとグレーテル、シンデレラなどが収録されているグリム童話の書物は、聖書の次に売り上げ部数が多いと言われていて、グリム兄弟が収集した昔話は、世界中の人々に圧倒的な人気を誇り、多くの国で読まれています。 それでは、グリム兄弟が集めた昔話が、これほどまでに世界中で、大人気となっている理由はなんでしょうか？ このことについて考えてみると、人種や時代には関係のない、地球上のすべての人類に共通に見られる普遍的なイメージ、というものを、チラリと垣間見ることができそうです。 というのは、親が子どもに本を読み聞かせていて、 「むかしむかし、あるところに、ひとりの美しいお姫さまがおりました」 と言ったとき、もしも仮に、白人や黒人、日本人などの人種にはまったく関係なく、みんな同じような「美しいお姫さま」を頭に思い浮かべているのだとしたら… 白雪姫などの昔話が、世界中で大ヒットをとげている大きな理由として考えられることは、もしかすると、地球上に生きているすべての人々が、先天的に生まれつき持っている何らかの本能的なパターンが、昔話にはたっぷりと含まれているから、と、考えることができます。 ドイツの昔話によく登場する「美しいお姫さま」というイメージを生み出している根源的な何かのことを、精神科医のユング先生は「アニマ(animaはラテン語で生命や魂の意）の元型」と名づけています。 また、ユング先生の言う元型とは、３Dプリンタによく似ています。 つまり、なにかしらのデータを元にして、具体的なかたちを実現させるのが「3Dプリンタ」なら、具体的なイメージや行動パターンを生みだすための、何かしらの根源にあるのが、元型です。 ですが人間の場合、普遍的な無意識の層に内在してるとされている元型は、個人的な無意識の層をとおして人々に影響を与えるので、同じ「美しいお姫さま」というイメージにも、多少の個人差は生じます。 例えば、ヤドカリという生き物を研究するのであれば、彼らは誰に教わるわけでもなく、巻貝の抜け殻を探して、その中に自分の体を入れようとする、という行動パターンを見ることができるでしょう。 そして彼らを観察するのであれば、巻貝の抜け殻がない場合は、人間が捨てたゴミでも、何でもいいのかな？ということになります。 ヤドカリに見られるこのような行動パターンは、産まれた時にはもう既に持っている、先天的なプログラムに基づいていると思われます。 そして、このことを図にすると、このようになります。 つまり、ヤドカリは、この本能の根源を実現さえすれば、たとえそれが、どのようなカタチであれ、なんでもいいようです。とにかく「本能の根源」を具体的なカタチにすることが大切だ、と言えそうです。 そしてこれは、私たち人間が持っている元型にも、同じようなことが言えます。 ユング先生がアニマと名付けた「本能の根源」を、昔話に登場するお姫さまに投影する人もいれば、聖母マリアに投影する人もいるかもしれません。 あるいは、マンガやゲームのキャラクターに投影する人もいるのです。 カタチはなんであれ、その根源にあるのは、アニマだと、ユング派の心理学では考えられています。 女性の場合は、アニムス、（animusはラテン語で、生命、智力、精神などの意）の元型的なイメージといって、理想の男性像というイメージを生みだすための、何らかの根源（元型）を、すべての女性は持って生まれてきていると考えられています。 白雪姫に登場する「白馬に乗った王子」などが、典型的なアニムスの元型的なイメージの、あらわれだと考えられています。 もしもとある女性が、理想のイケメン男性を目の前にしたときに、ポーッとして顔を赤らめているのであれば、それは、アニムスの元型的なイメージが活性化している時なのかもしれません。 このような、理想のお姫さまや王子さまのイメージを生み出している、その根源となっている何か、つまり、元型と呼ばれている何かは、この地球上にまだ未開の部族しかいなかったような太古の昔から、全人類に共通して持っていると考えられます。 こちらは、世界各国にある「お姫さま」という単語です。 日本語　お姫さま 英語　Princess ドイツ語　Prinzessin 中国語　公主 ヒンディー語　राजकुमारी イタリア語　principessa 韓国語　공주님 スペイン語　princesa タイ語　เจ้าหญิง フランス語　Princesse などなど などなど、世界には6900ぐらいの言語があると言われています、それぞれの国で、これらの言葉を言ったときは、みんな同じような心像を思い浮かべるでしょう。 ユング心理学を日本に紹介した河合隼雄先生は、長年のカウンセリングの経験を豊富に持っているのですが、河合先生は「若いカップルを見ていると、実際には２人しかいないのに、投影されたアニマ、アニムスもいるので４つの人格があるようだ」と言っていたりします。 また、ゆうさんはこの時、このような発言をしています。 ゆうさん「キョンキョンが政治的な発言を！？やめてくれー」 もしこの映像を河合先生が見たら、このようなことを言うかも知れません。 河合先生「どうやらゆうさんの人生には、アニマの元型的なイメージを、きょんきょんに投影していた時期があったようですね」 と… いかにも言いそうな気が…ご、ごめんなさい、なんでもないです。。。w もしもバカップルと呼ばれるような、イチャイチャしている若い男女がいるのなら、その２人は、アニマ、アニムスと呼ばれている理想の女性像と男性像を、お互いに投影しあっているような心境にある、と、言えそうです。 そして、そのどちらかが、相手の人間くさい現実的な部分が見えてしまった時には、その恋は冷めてしまい、元型的なイメージも消えてなくなってしまうでしょう。 そうして２人の関係が終わってしまう、ということは、世界中で見られるよくあるパターンだと思います。 「なんだ、こういう人だとは思わなかった、ガッカリしたわ」 というようにです。 このような、ユング先生の言う元型論は、決定的なエビデンスのようなものは無いので、このような考え方が、どのくらい正しいのかは、一人一人が自分で考えてほしいと思います。 ですが元型論には、ダーウィンの進化論と同じくらいの、あるいはそれ以上の状況証拠なら、たっぷりとあります。 西洋でも東洋でも、それぞれの国には、それぞれのスーパースターがいて、演劇の舞台やライブ会場に長蛇の列ができることは珍しいことではありません。 彼らはおそらく、アニマ、アニムスと名づけられた元型的イメージの投影の担い手だと言えるでしょう。 ユング先生が名前をあげている元型には、アニマ、アニムスの他にも、これだけあります。 この図の、黄色い箇所はすべて元型であり、つまり、何らかのイメージや行動パターンを生み出す本能的な根源の部分です。 このような元型論の考え方は、河合先生も言っているように、なにもユング先生の適当な思いつきで立てた仮説ではなく、長年の臨床経験と、世界中の宗教やそれに関する神話、昔話や未開の部族の人たちなど、多くの物事の研究に基づいて立てている説です。 そして面白いことに、ユング先生は、この図の、この部分は、それぞれ一人一人が、個人で持っているのではなく、地球上のすべての人類は、みんなで共有している、と言っています。 例えば、赤ちゃんが複数いて、いっせいに「ママ、ママ」と言って泣いた時、このときに、心の中で浮かんでいる大母のイメージは、この赤ちゃんの一人一人が生まれつき、個人で持っているものではあるのですが、そのイメージを形成するための、根源となっている何かは、みんなで共有されている、とユング先生は言っています。 私は学者ではないのでこの説がどの程度、本当なのかはよく分かりません。 ですが、もし、この説を信じるのであれば、それは図にすると、このようになります。 これは、クラウドにあるたったひとつの情報を、多くのデバイスが共有しているといった、ネットのシステムと、よく似ていますね。 そして、ある日ユング先生は言いました。 「世界中の様々な物事を調べたら、このようなっていたことが分かったのです。え？なに？ではなぜ、このようになっているかって？そこまでは私にも分からない」 この言葉は、いっけん無責任のようにも聞こえますが、よくよく考えてみたら、わたし達は心臓が胸の左側にあるのは知っているのですが、なぜ左にあるのかは、誰にも分かりません。 手足の指が５本ずつ付いてるのは知っていますが、なぜ５本なのか？なぜ、ろっ骨は左右に12本ずつ付いてるのか？誰も知りません。 「とにかく、調べたらそうなっていた」といえるだけです。 医学とは、そういうものなんだと思います。 また、ユング先生は、スイスで1875年に生まれ、1961年にこの世を去っています。 そして、インターネットの歴史は、初期のパケット通信の研究が始められたのは1960年代からなので、ユング先生が生きていた時代には、ネットのシステムはまだありませんでした。 なので、ネットのシステムからアイデアをパクっている可能性はなさそうですね。 さて、このような考え方を、否定するも肯定するも、自由なわけですが、いかが思いますでしょうか？ もし少しでも面白いと思っていただけるようでしたら、チャンネル登録をお願いします。 お腹もすいてきたことだし、うどんでも、茹でるとするかな。 ちゃんと歯を磨いてから寝ましょうね。 【素材】 ・Shutterstock：https://www.shutterstock.com/ja/ 【フリー音源】 ・甘茶の音楽工房：https://amachamusic.chagasi.com/ 【フリー動画】 https://pixabay.com/ja/videos/ ここは、「夢と解釈のサイト」プレゼンツのチャンネルです。 夢と解釈のサイト↓ https://www.dreameyes.shop/ 。。。。。。。。。。。。。。。。 #心理学 #元型論 #イチゼロワンダーミーティング #ユング #ネットのシステム #グリム童話