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航空祭で“重大インシデント” 日本航空学園が謝罪「操縦士の安全確認も欠けていた」

10月15日、能登空港で航空機が使用中の滑走路から民間のヘリが離陸した問題。航空祭でこのヘリを飛ばした日本航空学園が18日会見し、パイロットの安全確認が不十分だったと謝罪しました。 理事長: 「関係者の皆さんですとか、航空祭に参加した人たちに大変ご心配をおかけしました。主催致しました航空学園の理事長としてお詫び申し上げます。大変ご心配をおかけしました」 会見の冒頭、このように謝罪した日本航空学園の梅澤理事長。10月15日に3年ぶりに開催された航空祭でのヘリの運航が、事故につながりかねない「重大インシデント」に該当したためです。 当時の映像を見ると、海上保安庁の飛行機が滑走路を走行しています。そして画面左下にいるのが日本航空学園が航空祭の遊覧飛行として運航したヘリ。 運航情報官から滑走路に障害物がないとの誤った情報を受け、まだ飛行機がいるにもかかわらずヘリは同じ滑走路から離陸してしまったのです。 日本航空学園では独自の調査を行い事故原因についての見解を述べました。 梅澤理事長: 「管制が悪いと思われるんですけど、正直なところヘリコプターのパイロットの安全確認も欠けていたとみていいと思うんですね」 能登空港には管制官がいないため大阪空港の運航情報官が情報提供を行っています。 日本航空学園では再発防止のため情報の再確認を徹底するほか、学園内の運航室で独自に管制の機能も担い関係する航空機のコントロールを行う方針を示しました。 梅澤理事長: 「今後もこのような事が絶対にないようにパイロットは管制だけでなくて自分自身でしっかり確認するというのが特に管制塔に人がいないところの常識です」 事故原因については現在、国土交通省の航空事故調査官などが調査を行っています。 石川さんLiveNewsイット　https://www.ishikawa-tv.com/minnano_n... （2022年10月18日放送） #空港 #滑走路 #重大インシデント #日本航空学園