東京都立大学で卒業式　社会に飛び立つ若者の声は…　仕事「転職ありきの時代」政治「自分たちにも恩恵を」 скачать в хорошем качестве

東京都立大学で卒業式　社会に飛び立つ若者の声は…　仕事「転職ありきの時代」政治「自分たちにも恩恵を」

東京・八王子市で3月21日、東京都立大学の卒業式・修了式が行われました。大学の卒業生およそ1500人、大学院の修了生およそ800人らが参加し、卒業証書や学位取得を証明する学位記の授与が行われました。 式典では東京都の小池知事がビデオメッセージで「皆さんの新たな発想や夢への挑戦が東京、日本、そして世界の明るい未来へとつながっていく。自信と希望を持って一歩ずつ歩んでください」と祝辞を述べ、学生たちの成長と活躍に期待を寄せました。 これから社会に羽ばたく若い世代が、今後の仕事や今の日本に何を思うのでしょうか。卒業生に話を聞きました。 今後の仕事について、人文社会学部の卒業生（22）は「金融関係の仕事なので　また初めての領域だが新しいことをたくさん学んで頑張りたい。今の時代は女性もずっと長く働き続けることが多いと思うので、人生の中でも（仕事は）大きなものになると思う。自分がやりがいを持って働けるのが一番大事」、システムデザイン学部の卒業生（23）は「半導体業界の専門商社で働く。割と自分では満足のいく就職先なので働いてみて、今後、転職とかキャリアは働きながら考えることになるのかなと思う」、人文社会学部の卒業生（22）は「仕事は公務員なので、行政関係の仕事。今は転職ありきの時代だと実感することも多いは、私はずっと同じところで働くという考え。長く同じところでステップアップしながら働き続けていけたら」と考えを話してくれました。 また、今の政治について聞いてみると、システムデザイン学部の卒業生（22）は「税金を納めていても恩恵をしっかり受けていると感じにくいのが正直なところ。そこがはね返りとしてきちんと戻ってくるならうれしい」、同じくシステムデザイン学部の卒業生（22）は「子育て世代から悲鳴が聞こえる・子育てに関してお金がないから家庭を持つことを諦めるという話をよく聞く。私たちはそういう世代になってくるので、そういう点で支援があるといいと思う」と、意見を語ってくれました。