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2台目のPC、賢い使い方

PC を2台お持ちの方、片方を持て余していませんか？ 複数の PC があれば、ちょっと工夫するだけで、仕事や趣味に快適な PC 環境を構築できます。 鍵は、全てを一元化することです。 ここでいう一元化とは、データをクラウドに保存して、複数の PC で利用するということです。 そうすれば、世界中、どんなに離れた場所にあるPCでも、インターネットに接続するだけで、同じデータを取り扱うことができます。 1台は自宅に置き、もう1台は仕事場に置いたり、訪問先や旅行、趣味に携帯します。 では、具体的に説明していきましょう。 事前の準備として、どちらの PC も、出来るだけ同じソフトをインストールして、同じ環境で作業できるようにしておきます。 初めに Windows 環境を一元化します。 これさえやってしまえば、もう半ば出来たも同然です。 言わば、このプロジェクトの基幹のようなものです。 Windows 環境を一元化する為には、Microsoft アカウントを作成し、そのアカウントで PCにログインする必要があります。 現在使用中のPCにログインしている、ユーザーアカウントの確認や設定 変更は、「スタート」画面の左側にある ユーザーをクリックし、表示された「アカウント設定の変更」をクリックして行います。 既に、Microsoft アカウントでログインしている方は、ローカルアカウントでのサインインに切り替える」と表示されているはずです。 そうでない方は、ここに、「Microsoft アカウントでのサインに切り替える」と表示されていますので、そこをクリックして、Microsoft アカウントでログインしてください。 まだ、Microsoft アカウントを取得していない方は、メールアドレスが必要になりますので、事前に準備しておいてください。 現在、PC を1台しか所有していない方も、Microsoft アカウントでログインすると、PCの新規購入時に、設定情報が自動的に読み込まれますので、セットアップの労力が軽減します。 既に、Microsoft アカウントでログインしている方は、「Microsoft アカウントの管理」をクリックして、ざっと目を通しておきましょう。 Microsoft ストレージは、無料で 5Gの容量を使用できます。 この容量内で、OneDrive を通じて、PC のファイルや写真が、リアルタイムで保存されます。 ここで、有料版へのアップグレードもできます。 Microsoft アカウントでログインしているデバイスが、表示されていますね。 他にも様々な機能が有りますが、必要な時に必要なものを設定すれば良いでしょう。 もう、お分かりだと思います。 Microsoft アカウントでログインすれば、クラウドに保存されたファイルや写真が、複数の PC で、閲覧・修正・削除できるようになります。 そして、その結果は、直ちにクラウドに反映されます。 Windows 環境の一元化とか、プロジェクトの基幹とか、難しい言葉を使いましたが、実際の作業は、Microsoft アカウントでログインするだけで、簡単に実現できてしまいます。