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女城主【岩村城下町】2025年3月　岐阜県恵那市

#宿場町 #中山道 #城下町 #岩村 #織田信長 #東海道 1:25 岩村城下町 9:29 岩村城 13:45 岩村醸造 14:52 お宿紹介 17:00 農村景観日本一 岩村城は、大和高取城（奈良県）、備中松山城（岡山県）と並ぶ日本三大山城の一つ。 城は江戸初版の府城の中でも最も高い所（標高７１７ｍ）に築かれ、高低差１８０ｍの天然の峻険な地形を巧みに利用した要害堅固な山城で、霧の湧きやすい気象を城づくりに生かし、別名「霧が城」とも呼ばれています。 岩村城 文治元（1185）年、源の頼朝の家臣・加藤景廉によって築城され、激動の時代を経て明治維新まで700年にわたり存続した名城。急峻な山頂に壮大な石垣を巧みに構えた近世山城の代表格として城郭ファンに知られる。 霧が城伝説 岩村城内には17か所もの井戸があり、現在も枯れることなく水をたたえている。そのため籠城の際にも飲み水に困ることが無く、中でも霧が井は城主専用の霊泉で、「巌邑府誌」には「敵が攻め入った時、城内秘蔵の蛇の骨を霧が井に投じると、たちまち霧が湧き出て城を覆いつくし、白を守った」と記されている。 女城主物語 文治元（1185）年、源頼朝の家臣加藤景廉が遠山荘の地頭となり、景廉の長男景朝が岩村城を築き、遠山氏を称する。 戦国時代末期、城主遠山景任が病没し、養子として迎えていた織田信長の五男御坊丸がまだ幼少であったため、夫人おつや（織田信長の叔母）が実質的な城主として領地を治め、いわゆる女城主と呼ばれる。おつやは聡明で美しく、領民に慕われていた。 元亀3（1572）年、武田信玄の24将の一人、秋山虎繁が岩村に侵攻、おつやは自ら采配を振るい、信長の支援を待ちつつ籠城作戦を展開。しかし信長は長島一揆等で前に進めず、籠城は3か月にわたる。城内の食料も不足しがちになった頃、虎繁からおつやを妻とすることを条件に無血開城を申し入れてきた。おつやは苦渋の末、城兵や領民の命を守るため、敵将との結婚を決意し、岩村城は開城。その後、おつやは虎繁とともに、城の普請や城下町の守備に勤しみ、平和な日々を過ごしていた。しかし、御坊丸は震源のもとへ人質として送られてしまい、岩村城も武田側に乗っ取られてしまった。 天正3（1575）年、長篠の合戦で武田勝頼が敗北したことにより、武田と織田の力関係が逆転し、信長の嫡男信忠率いる織田軍が岩村に侵攻。この時も半年に及ぶ籠城で城を守ったが、武田の援軍も見込めず、信長の条件をのみ、岩村城は開城。この条件とは、領民を守り、おつやと虎繁の命を守ることだったが、信長はこれを反故にし、夫妻は磔刑に処された。