「硬い表情だった子が目を輝かせて・・・」おもちゃの車で手術室へ　「子供の不安を少しでも取り除きたい」　久留米大学病院でユニークな取り組み скачать в хорошем качестве

「硬い表情だった子が目を輝かせて・・・」おもちゃの車で手術室へ　「子供の不安を少しでも取り除きたい」　久留米大学病院でユニークな取り組み

手術を受けるため、手術室に向かう時というのは大人でも不安を感じるものですが小さなお子さんだとなおのことです。 久留米大学病院は少しでも子供達の不安を取り除こうとユニークな取り組みを始めました。 ハンドルを握って”手術室”へ 「出発します」車に乗ってハンドルをにぎって出発進行！ 楽しそうに見えますが、向かう先は手術室です。 子供の不安を和らげるために・・・ 久留米大学病院は11月、手術室に入る子供の不安や恐怖心を和らげようと、おもちゃの車を導入しました。久留米大学病院 中央手術部　松本好美 看護師長 「私たちがどんなに笑顔でタブレットでアニメを見せようとしてもやはり恐怖心の方が先に立ちますので、できるだけなにか（できること）って考えていたので、この車って言うのはいい材料かなって」 お母さんも「気持ちが楽になる」 手術台がある部屋まで看護師がリモコンで運転をサポートします。 到着すると、お母さんに抱っこされ笑顔でベッドに横になりました。「どうだった？」「楽しかった」「楽しかったね」お母さん 「子どもが悲しがっているのとか、怖がっているのを見るのがつらいので、こういう車に乗って楽しくここまで来てくれたことは気持ちが楽になります」 病院「期待通りの効果」 この日は3人の子供達がデモンストレーションを体験しましたが11月からこれまでに8人の子供達が実際におもちゃの車で手術室に入りました。 病院によりますと、期待通りの効果があったということです。久留米大学病院 中央手術部　松本好美 看護師長 「硬い表情だった子が、目がキラッとして車の方に走り寄って『車に乗る』って言って運転していった姿がすごく印象的で、またそれを見ていたお母さんもニコニコしながらビデオを撮って手術室の中に入っていくっていうのはもう、導入して良かったなって思う瞬間でした」 スムーズに手術を始められるというメリットも 子供がリラックスすることでスムーズに手術を始められるというメリットもありました。久留米大学病院 中央手術部　松本好美 看護師長 「患者さんとかご家族がニコニコして笑顔で入っていくことに対して、やはり看護師もコミュニケーションが取りやすくなったっていうのもありますし、麻酔とかも導入しやすくなるところで良い影響を与えていると思っています」 久留米大学病院は、親子で乗れるおもちゃの車の導入なども検討しているということです。 詳細は NEWS DIG でも！↓ https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/...