超臨界二酸化炭素 скачать в хорошем качестве

超臨界二酸化炭素

どうしても時間のない人は 13:17 から見てください。 動画の中で「黄色の部分で密度が一致する」と言っていますが、「黄緑色の部分」の間違いです。 ―ネタバレ注意― 超臨界状態では分子が集合と離散を繰り返して（ゆらぎ）、局所的な分子の塊（クラスター）を形成している。そのため可視光うち青色の成分が散乱しやすくなり赤色の成分が透過してくる。昼間の青空が、日が傾いて長い距離の大気層を通った太陽光で、夕焼けになるのと同じだ。（超臨界二酸化炭素の光源から近いところを横から見れば青く見えるかどうか見てみたい。） ゆらぎが強くなればさらに光は透過しにくくなり暗くなる。温度が下がってくると気液境界面が靄の中に見えてくる。まるで湖のほとりで夜明けを迎えたようだ。 二酸化炭素の密度のデータは NIST Chemistry WebBook Thermophysical Properties of Fluid Systems http://webbook.nist.gov/chemistry/fluid/ による。 知識のご教授と、機材の準備、実験は学習院大学理学部石井菊次郎教授（当時）、仲山英之助教（当時）にお願いいたしました。長時間お付き合いいただいたことに感謝申し上げます。