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【松本城・旧開智学校】松本市にある二つの国宝(旧開智学校は2024年秋頃まで耐震工事中)

【松本城】 1504年（永正元年）に築城され、長い歴史を持つ松本城。 山や丘などの標高が高い場所ではなく、平地に築城された平城（ひらじろ）であり、松本城の特徴のひとつです。現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝の城です。松本城天守は、石川数正・康長親子が造りました。 築城されて以来、1871年（明治4年）にお城としての機能を終えるまでのおよそ350年の間に、様々な人が城主になりました。石川氏・小笠原氏・戸田氏・松平氏・堀田氏・水野氏の6家が、松本城の城主を務めていました。 明治以降、主がいなくなった城を守ってきたのは、松本の住民です。明治以降の天守の危機の第1は破却です。城郭破却という新政府の意向をうけて、多くの城郭が壊されていきました。 明治期に、市川量造・小林有也という先人がでて広く住民に呼びかけ、賛同を得て保存・修理が成し遂げられたことは特筆されることで、この2人は松本城の近代の恩人として顕彰されています。 明治以降、住民が中心になって松本城を守り維持してきたことは、現代にも脈々と続いています。現在、多くの市民が松本城周囲の清掃活動に参加し、あるいは天守の床磨き活動に出て、日常の維持に努めています。 松本城の天守は、黒と白で壁面が塗られています。壁面の下部分は黒色、壁面の上部分は白色に塗られ、それぞれ黒漆、白漆喰が使用されていることが特徴です。漆塗りによって、黒と白のコントラストをより美しく見せ、晴れた日にはアルプスの山々との美しい情景を望むことができます。 【旧開知学校】 旧開智学校は、1876年（明治9年）に長野県松本市中央に建てられ、その後同市内の開智に移築された明治時代初期の擬洋風建築の校舎です。文明開化時代の小学校建築を代表する建物として広く知られています。 松本出身の大工棟梁立石清重により設計・施工され、木造2階建。漆喰塗の擬洋風建築で，正面中央に車寄せ，玄関，バルコニー，上部に八角塔を備えています。特にバルコニーまわりの装飾，唐破風屋根と天使の装飾の組合せなどに当時の洋風建築の特徴がよく現れています。 旧開智学校校舎は、2019年（令和元年）、近代の学校建築としては初めて国宝に指定されました。 現在、旧開智学校校舎は、2024年(令和6年）中の開館を目差して耐震工事のため休館中です。 ☆https://www.matsumoto-castle.jp/ ☆https://matsu-haku.com/kaichi/ ♪Minyo San Kyoku-Doung Mxwell_Zac Zinger #松本城　#旧開智学校　#国宝　#matsumoto #castl #石川数正　#nationaltreasure #kaichi #japancastel #擬洋風 #machi-tabi