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鎮静薬の歴史としくみ

鎮静薬や睡眠薬、抗不安薬には ベンゾジアゼピンとバルビツール系の薬があります。 両者は、リラックスを促す神経伝達物質（GABA）の作用を増強し 入眠を促したり、不安や筋肉の緊張を和らげる効果があります。 バルビツール酸系は、耐性や依存性を早期に形成し 大量服用により呼吸抑制をもたらし致死的となる危険性があるため 現在では麻酔導入やてんかんに用いられる少数を除き、 ほとんど使用されていません。 それに対して、 ベンゾジアゼピン系薬物は、 呼吸中枢のある脳幹には作用しないため生命の危険性は少なく 耐性や（依存性）が生じにくい点から現在は市販薬にも用いられています。 しかし、確実な効果が期待できる故に ・睡眠の質が落ちる（浅い睡眠状態の継続） ・日中に眠気がでやすい（作用時間の持ち越し） ・ふらつきやすい（筋弛緩、老人は転倒に注意） ・依存性（漫然とした服用＝長期間の使用時のみ現れる） といったデメリットもあるため 医師の指示通りに、一定量を短期間使用することを心がけてください。 ここでは、「薬物療法のしくみ」と「鎮静薬の歴史」を バルビツール酸系からベンゾジアゼピン系にどう変わっていったのか を中心に簡単に解説していきます。 ＼ 精神医学を学ぶ方におすすめ ／ 【精神疾患・障害の基礎知識】 VOL.6 物質依存症 のサンプルムービーです 💊 詳細は下記のURLを参照ください → https://shop.igakueizou.co.jp/product... ✅ 丸々１巻視聴できる無料お試し視聴キャンペーン中！ 詳しくはこちら→ https://www.igakueizou.co.jp/contact/... 🎞 商品案内 🎞 -------------------------------------------------------------- VOL.6 物質依存症 ■ 精神作用物質と依存症 : 精神作用物質とその薬理作用、 身体依存と精神依存（耐性・離脱、渇望、依存症）、 物質関連障害（使用障害、乱用、誘発障害）　 ■ アルコール関連障害　 ■ 鎮静薬・睡眠薬・抗不安薬関連障害　 ■ 精神刺激薬関連障害　 ■ 他の（または不明の）物質関連障害　 ■ 非物質関連障害　 ■ 物質依存の治療 ------------------------------------------------------------------------------------------ 【医学教育シリーズ】 精神医学を学ぶ方へ 精神疾患・障害の基礎知識　全10巻 好評発売中 医療系（医学、看護）・福祉系（福祉、介護）の学生、 臨床心理士を目指す学生、また、日頃、精神領域を専門とされていない かかりつけの医師をはじめ、医療従事者、 ヘルスケア産業従事者の方々に精神医学をわかりやすく解説する番組です。 ------------------------------------------------------------------------------------------ #物質依存症 #精神医学 #教育 #薬物療法 #精神 #精神科 #臨床 #治療 #看護 #医学 #看護学生 #健康 #精神障害 #勉強 #鎮静薬 #睡眠薬 #抗不安薬関連症候群