８割が認知症？意外と知らない実態 скачать в хорошем качестве

８割が認知症？意外と知らない実態

【動画で紹介したサイト】 　　・全国もの忘れ外来一覧 　　　https://www.alzheimer.or.jp/?page_id=... 　　・認知症相談ナビ 　　　https://sodan.e-65.net/map/ 　　・認知症の人と家族の会 　　　https://www.alzheimer.or.jp/ 認知症になる人は、日本の中で　どのくらいいると思いますか？ 厚生労働省によると、65歳以上の高齢者では、7人に1人が認知症と発表しています。（＊平成24年度） そして2025年には、つまり今から3年後ですが、なんと５人に1人が認知症（65歳以上）になると予想しているんですね。 5人に1人と言われると、ひょっとしたら将来、自分の親、もしくは自分自身が認知症になるかもしれないと心配になりますよね。 ところで、年代別に認知症になる人の割合を見ますと、実は、もっと衝撃的な結果がでているんですね。 つまり、５人に１人どころではない！という結果です。 そこで今回は、65歳以上の高齢者を年代別に見た場合に、認知症になった方の割合がどうなっているのか、グラフで紹介したいと思います。 グラフはこの後紹介しますが、グラフを見れば、認知症は、かなりの確率で、自分もかかる可能性があるということが、分かると思います。 また今回は、認知症の割合だけでなく、将来、ご家族が認知症になった場合に備えて、最低限知っておくべき認知症の基礎知識についても、紹介しますね。 本日の内容ですが、下記の通りです。 　１番目　認知症になる人の割合はどれくらい？ 　２番目　単なる物忘れと認知症の違いとは？ 　３番目　知っておきたい４つの認知症 　４番目　認知症に関する相談先 １番目　認知症になる人の割合はどれくらい？ ここでは、65歳以降に認知症を発症している方がどれくらいの割合なのか、解説したいと思います。 まず男性についてですが、認知症施策推進のための有識者会議（調査期間：平成21～24年度）によりますと、60代後半は全体の2.8％で、その後、年齢とともに割合が上がっていって80代後半に入ると35％になるんですね。 つまりほぼ３人に１人は認知症になっているわけです。 そして90代に入ると49％で　95歳以上は50.6％になっています。 つまり男性の場合、90代以降は2人に1人が認知症になっているということなんですね。 これはかなり衝撃的な結果ではないかと思います。 この結果を見てしまうと、認知症はもはや他人事ではない！と感じられるのではないでしょうか。 因みにこのデータは、平成21年度から24年度にかけて行われた調査結果によるもので、データとしてはかなり古いものになるわけですが、認知症になる方の割合は年々増えていることが分かっていますので、現在はさらに認知症になる方の割合が増えていると考えられます。 では次に、女性の方（65歳以降）を見てみましょう。 女性の方は、男性と比べるとすべての年代において、認知症になる人の割合が高いんすね。 特に80代後半を見ますと、43.9％となっています。 つまり、4割強の方が認知症になっているんですね。 因みに男性の80代後半は35％ですから、結構差があるんですね。 そして女性の90代前半を見ますと65.1％になっています。 つまり90代に入ると、もはや認知症になっている方の方が多数派ということなんですね。 これも衝撃的な結果だと思います。 さらに女性の90代後半を見ますと83.7％となっています。 つまり、５人中４人以上が認知症になっている！ということなんですね。 いやはや、これは驚きました。 2番目　単なる物忘れと認知症の違いとは？ そもそも認知症とは、さまざまな原因で脳の細胞が死んだり働きが悪くなることによって、記憶・判断力の障害などが起こる病気のことを言います。 一方、人は歳をとると、思い出したいことをすぐに思い出せなかったり、あるいは新しいことを覚えるのが困難になったりしますよね。 では、加齢によるもの忘れと認知症によるもの忘れを見分けるには、どうすればいいのでしょうか。 政府のサイトで、単なる物忘れと認知症の違いを判断する一つの例が出ていましたので、動画で紹介しています。 詳しくは、この動画で確認してみてください。 ３番目　知っておきたい認知症のタイプ ただ単に認知症と言っても、実は、いろいろな種類があるんですね。 中でも最も多いのが、アルツハイマー型認知症と言われているもので、６～７割はこのタイプの認知症なんですね。 次いで多いのが脳血管性認知症で、だいたい全体の２割ぐらいで、その次が レビー小体型認知症、次いで前頭側頭型認知症の順になっています。 それぞれ簡単に説明しますと、まずアルツハイマー型認知症ですが、この認知症はもの忘れから始まることが多いと言われていて、代表的な症状としては、・段取りが立てられない、・気候に合った服が選べない、・薬の管理ができない、等の症状が出るようです。＊政府広報オンラインより 次に脳血管性認知症ですが、これは読んで字のごとく,脳梗塞や脳出血、脳動脈硬化などによって引き起こされる認知症で、 記憶障害や言語障害などが現れやすいと言われています。＊政府広報オンラインより 次にこのレビー小体型認知症ですが、これは幻視や筋肉のこわばりなどの症状をともなうと言われています。＊政府広報オンラインより 最後にこの前頭側頭型認知症ですが、特徴的な症状としては、・会話中に突然立ち去る、・同じ行為を繰り返す、といった行動がみられると言われています。＊政府広報オンラインより ４番目　どこに相談すればいいの？ もしご家族が認知症かもしれない！と感じた時にどこに相談すればいいのか？ということですが、まずは、この４つの中から検討してみてください。 　①かかりつけの医師 　②医療機関の「もの忘れ外来」 　③地域包括支援センター 　④認知症の人と家族の会 ②のもの忘れ外来ですが、普通は大きな総合病院に併設されていることが多く、最寄りのもの忘れ外来を調べる時は、下記のサイトを使うと便利です。 　・全国もの忘れ外来一覧 　　https://www.alzheimer.or.jp/?page_id=... このサイトを開くと、全国もの忘れ外来一覧が出てきますので、お住いの都道府県をクリックすれば簡単に調べることができます。 また③の地域包括支援センターですが、これは地域に暮らす高齢者の介護・医療・福祉・健康などをサポートする総合相談窓口で、全国に5000カ所以上設置されているんですね。 最寄りの地域包括支援センターの場所を調べる時は、下記のサイトを使うと便利です。 　・認知症相談ナビ 　　https://sodan.e-65.net/map/ このサイトを開いて、お住いの都道府県をクリックすれば簡単に調べることができます。 最後に④の認知症の人と家族の会ですが、これは、認知症患者本人のための、もしくは介護をするご家族のためのセルフヘルプグループなんですね。 実際、ご家族が認知症になった方との接点を持つことができますので、貴重な体験談を聞くことができると思います。 認知症の人と家族の会は、全国47か所に支部があって、電話相談を受け付けています。 各支部の連絡先は、下記のサイトより調べることができます。 　・認知症の人と家族の会 　　https://www.alzheimer.or.jp/ #認知症 #割合 #相談先