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鹿児島県さつま町に工場を持つ世界最大規模の自動車部品の製造会社が、県立北薩広域公園のネーミングライツを取得し、調印式が行われました。 愛知県に本社があり、さつま町に工場を持つ日特スパークテックWKS(ワークス)は、車のエンジンに使用されるスパークプラグのシェアが世界の48%を占めています。 さつま町の工場ではこのうちシェア17%にあたる生産を行っていて、世界一の生産個数を誇ります。 今回のネーミングライツ取得はさつま工場の操業50年を機に締結されたもので、調印式では、日特スパークテックWKSの岩田和也社長と塩田知事が契約書にサインしました。 日特スパークテックWKSさつま工場 山口益男副工場長 「いろんなところでさつま町には尽力いただいたので、切っても切れない仲。最終的には全国区に『さつま町にはこういう大きな公園、有名な公園がある』と示したい」 調印に伴い、北薩広域公園の愛称は9月1日から3年間、「Niterra日特スパークテックWKS公園」となります。 年間110万円のネーミングライツ料は、公園の管理運営などに充てられるということです。