【ビフォーアフター事例で理解】DXってなんなん？！佐賀 物流企業編 скачать в хорошем качестве

【ビフォーアフター事例で理解】DXってなんなん？！佐賀 物流企業編

DXに取り組んだ佐賀県の物流企業の事例を、ビフォーアフターでわかりやすく動画にまとめました。物流業界だけでなく、様々な業界に共通するDXのヒントがたくさん埋め込まれています。DXってなに？何をしたらいいの？という疑問にきっと答えてくれる動画です。 〇オンラインの記事でも取組内容を掲載中！ 【佐賀DX三部作】物流会社の挑戦！ 第1弾：https://editors-saga.jp/editors/sagad... 第2弾：https://editors-saga.jp/editors/sagad... 第3弾：https://editors-saga.jp/editors/sagad... 〇佐賀県の事業者でDXにお困りの方は佐賀県産業スマート化センターで相談を受け付けています。 佐賀県産業スマート化センター https://www.saga-smart.jp/ この取組の詳細は以下のとおりです -------------------------------------------------------------------------------- KITSラインは、食品物流事業を中心に、吉野ヶ里町に物流倉庫中心に、佐賀県・長崎県内に配送拠点を４箇所もち、東京・大阪を始め、関東・関西～九州間の幹線物流および九州管内の輸配送を行っております 運送ドライバー・倉庫作業員・事務スタッフをあわせ、従業員数約８０名（2021年5月現在）の中小企業です。 KITSラインでは、経営面の課題として、主に次の課題がありました。 ・社員の高齢化（50代以上が全体の56％　40才代を含めると77％） ・慢性的な人員不足 ・作業の属人化（作業が人に固定化され、ジョブローテーションがはかれない） ・若年層の不足、並びに非定着化 ・作業員の多国化（外国人技能実習生への対応） また、システムを要因とする課題として次の課題がありました。 ・ローカルサーバーでのデータ保管 ・災害時のＢＣＰへの対応強化 ・レガシーシステムの倉庫管理システムの機能不足により、顧客ニーズの対応化に対応できない。 ・得意先とのタイムリーなデータ共有および報告ができない 従来のクライアント・サーバー型のシステムからクラウド型システムを中心に基幹システム・各種システムを導入しました 各種システムの導入にあたり、現状の業務内容を取りまとめまし、自社の要件を明確にしました。要件をもとに、様々なシステムを比較検討し、最適なシステムを導入しました 【導入したシステムの一例】 ① Microsoft365® (従来の買取式のOffice®からサブスクリプション型に変更) ・Sharepointを使ったファイルの共有、資料の複数人による同時編集・作成） ・Forms を使用した給油情報の管理 ・OneNote を使用し、Wordなど別々に保管されていた会議議事録を集約し一括管理 ・Teamesを使用した、チャットを中心としたコミュニケーション（メーリングリストの削減）やオンライン会議の導入 ・Desktop Automateを使用した、RPA(ロボティックプロセスオートメーション(Robotic Process Automation))を作成し、データの出力作業および取込作業の自動化 ② クラウド型シフト作成ソフトの導入 ・基本情報を入力するとシフトが自動作成される。自動作成されたシフトをもとに微調整し作業の省力化を実現 ③ オペレーション記録ソフトの導入 ・事務員がコンピューターを操作した内容が自動記録し、操作マニュアルを作成し、作業の引き継ぎや、新人作業員の教育が容易となり事務作業の属人化を脱却 ・操作手順を記録し、RPA開発の基礎情報を収集 ④ クラウド型倉庫管理システム（在庫管理システム）の導入 ・倉庫内の入庫・出庫・在庫管理作業に、ハンディーターミナルを導入し、紙によるオペレーションから脱却することにより、作業オペレーションを統一し、且つ生産性の向上を実現 ⑤ ヴォイスピッキングシステムの導入 ・外国人実習生に対応するため、日本語に頼らないピッキング（仕分け）システムを導入した ・新しい作業員の即戦力化と定着が図れるようになった ⑥ クラウド型配送管理システムの導入 ・従来はクライアント・サーバー型のシステムを使用。 ・従業員（免許・講習情報）、車両情報（車検情報・メンテナンス情報）、の一限管理 ⑦ タブレット型勤怠管理の導入 ・従来は、打刻用紙を用いた、タイムレコーダーを使用 ・打刻用紙からのエクセルへの転記の廃止 ・給与管理システムへの連携 ⑧ 高速スキャナーの導入 ・Pdfの内容を検索可能な状態で保存できるスキャナーを導入し、保管する紙の量を削減した 従業員への意識改革をするために、従業員全員が携わる業務のなかから、タブレットで簡単に入力できる、フォームをつかった給油情報の入力や、タブレットに入力する勤怠情報を導入しました。全従業員が触るもので、簡単に操作できるものを選び、紙からシステムに移行することにより、従業員の意識改革を進めながら、抵抗感をすくなくし、DXをすすめました。 KITSラインは、DXにより、生産性が向上され、固定化されていた作業を柔軟に再編成することができるようになることにより、従業員を削減することなく、新しい業務を受託し、売上拡大をすることができました。