参院選投票日は「3連休の中日」　若者は遊びに行く？異例日程の意図は　7月20日に決定【知ってもっと】【グッド！モーニング】(2025年6月25日) скачать в хорошем качестве

参院選投票日は「3連休の中日」　若者は遊びに行く？異例日程の意図は　7月20日に決定【知ってもっと】【グッド！モーニング】(2025年6月25日)

　政府は夏の参議院選挙の日程について、来月3日に公示、20日に投開票とすることを閣議で決定しました。国政選挙の投開票日が連休中日となるのは、今の憲法のもとでは補欠選挙を除いて初めてです。 ■今回の参院選は「異例の日程」 　都議選での大敗から2日。官邸に入る石破茂総理大臣の表情はどこか冴えません。 　政府は24日、参議院選挙の日程を7月3日公示、20日に投開票することを閣議決定。石破総理は、都議選後の会見で参院選の勝敗ラインについてこう話していました。 「非改選と合わせまして、過半数というものを頂戴できますよう、全力を尽くしてまいりたいと考えています」 　各党が選挙モードへ突入するなか、今回の参議院選挙は「異例の日程」で行われます。 　来月3日に公示され20日の投票日は日曜日。翌21日が祝日の「海の日」であることから3連休の中日となります。 　これは日本国憲法が施行されて以降、初めてのことだといいます。（補欠選挙を除く） ■若者は遊びに行く？意図は 　この「異例の日程」に対して24日、野党からは次のような声が上がりました。 立憲民主党　小川淳也幹事長 「最近は期日前投票も随分柔軟に盛んになっておりますので、そうした早め早めの投票呼び掛けも含め、党としては投票率の上昇。我が党の党勢拡大に全力を挙げたいと思っています」 　国民民主党の玉木雄一郎代表の見方は辛辣（しんらつ）です。 「若い人はね。3連休で遊びに行くから投票に行かなくなって、高齢者層に強い政党が有利なんだという、なめたことでもし考えているとしたら、大きなしっぺ返しを受けると思います」 　こうした指摘に対し、林芳正官房長官は、特定の意図をもったものではないと否定しました。 「参議院通常選挙は、一貫して日曜日に行っており、公職選挙法により定まる期間のうち、唯一の日曜日である7月20日を期日として閣議決定」 ■投票日「3連休の中日」自民の戦略か 　しかし、政治ジャーナリストの後藤謙次氏は、自民党の戦略があると指摘します。 「百も承知でこの日を決めたと言っていいと思います。今回の都議選で自民党が大敗した大きな理由は、無党派層が自民党から他の党に流れていったということが最大の要因なんですが、多くのファミリーが夏休み中で出かけると、結果として投票率が下がる。当然、無党派層の投票者数も減る。投票率が下がる日をあえて選択したのが、この20日の投票日だった」 （「グッド！モーニング」2025年6月25日放送分より） [テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp