【山梨百名山#47】二十六夜山　～幸福祈る月待ち伝承が残る急登の山～ скачать в хорошем качестве

【山梨百名山#47】二十六夜山　～幸福祈る月待ち伝承が残る急登の山～

二十六夜山は上野原市に位置する標高972mの山で、山梨百名山の一つに数えられています。都留市にも同名の山がありますが、今回の山は「秋山二十六夜山」、都留市のものは「道志二十六夜山」と区別して呼ばれることがあります。 今回は山梨県道35号線を通って、上野原市旧秋山村の浜沢地区にある駐車場に車を停めて登山をはじめました。 事前に調べた際にはコースタイムも短かったため、体力的に余裕があるかと思っていましたが、実際には一息を入れる間もないほど急登続きの山で、後半には岩場が目立つようになってきました。 しかし、終始木々の間から射しこむ陽が心地よく、体力的な充実感も相まって、登り終えた後に充実感の残る山となりました。 山名の由来となっている「二十六夜待ち」とは平安時代から日本に伝わる風習で、現在でも盛んに行われている「十五夜」と同じく、特定の月齢の月を眺める習慣です。 具体的には、二十六夜の月は新月三日前の三日月が反転した形の細長い月を指し、夜半に現れるこの月からは三筋の光を放つことがあり、その光が阿弥陀三尊（阿弥陀、観音、勢至）の姿を現すことから、幸福をもたらすとして信仰されてきた風習です。 山頂からは眺望はありませんでしたが、木々の葉が枯れ落ちた後は展望が開けるかもしれません。山頂近くの広場には明治二十二年と銘のある二十六夜塔があり、往時の信仰に思いを馳せることができます。 00:00 浜沢登山口 02:05 獣除けゲート 02:53 東屋 03:56 二十六夜山とは？ 06:26 分岐から岩の道 08:27 尾根道 09:53 山頂と二十六夜塔 ◆使用音源 フリーBGM DOVA-SYNDROME すもち 様 『月夜に光る』『Breath of nature』『月へ続く道』 #二十六夜山 #上野原市 #山梨百名山