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今回のテーマは生態ピラミッドです。 生態ピラミッドは「生産者」「一次消費者」「二次消費者」・・と各栄養段階を個体数、生物量などで順に重ねていったもので、一般的にピラミッド型になります。 しかし個体数ピラミッドでは、ピラミッドが逆転する場合があります。1つの木に多数の蛾の幼虫がある場合などでは逆ピラミッドになってしまいます。 生物量ピラミッドは、先ほどの例では逆転しません。1つの木と多数の蛾の幼虫では重さは明らかに木の方が重いです。しかし生物量ピラミッドでも逆転する場合があります。それは一時期にある生物が大量発生する場合です。ある回遊魚がその時だけ増えて、栄養段階の上の生物の方が重くなる、つまりピラミッドが逆転することがあるんです。 ピラミッドが逆転しないようにしたものが生産力ピラミッドです。 これは例えば、1年間に一定面積にいるそれぞれの生物の摂取するエネルギーを表したもので、ピラミッドが逆転することはありません。 まとめると 個体数ピラミッド→逆転することがある 生物量ピラミッド→逆転することがある 生産力ピラミッド→逆転することはない! となります。 これだけ見ると、生産力ピラミッドで示す方が良いと思いますよね?確かにそうです。生産力ピラミッドでは高次の生物は低次の生物によって成り立っているということを正確に示すことができます。しかしもし自分が研究でデータを集めるとすればどうですか?生産力ピラミッドでは1年間にそれぞれの生物が摂食するものをすべて調べなければなりません。 個体数ピラミッドや生物量ピラミッドでは、そこにいる生物の数や重さを調べるだけでいけますよね? だからそれぞれメリット、デメリットがあるんです。 個体数ピラミッド、生物量ピラミッドでは調べるのは比較的簡単ですが、正確に表すことはできない。 生産力ピラミッドでは正確に表すことができるが、調べるのが大変。 という感じですね!