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慶應義塾大学文学部教授 納富信留 研究紹介 慶應義塾大学文学部 納富信留教授は、西洋哲学の中でも特にプラトンと彼の作品を研究の中心にしています。古代ギリシアの哲学者プラトンは、西洋文明の基礎として、欧米では二千年以上にわたって研究の対象・教育の主要テーマとなってきました。近年では、中南米やアジア・オセアニアなど、世界中で研究と教育が盛んになり、国際的な規模で研究活動が進んでいます。 「様々な問題を哲学的に考えるという場合に共通の出発点ていうかね基盤になるんじゃないかと。でプラトンはもちろんは直接現代の問題に答えてくれるというのは少ないかもしれないですけど、哲学を一緒にやって行くうえでそういった共通の基盤と言いますかね、皆で一緒に議論する出発点。これはヨーロッパアメリカだけではなくてじつは、アジア、南米とか場合によったらアフリカとかね、オーストラリアとかって言う人たちもみんな集まって議論できる。そういうようなテーマなんですね。」 2010年8月 には 納富教授がオーガナイザーを務める第9回国際プラトン学会が開催され、 世界各国から大勢のベテラン・若手研究者・学生が三田キャンパスに集いました。つづいて、2014年4月には日吉キャンパスで国際シンポジウム「プラトンとレトリック」が開催されました。これらの研究活動を通してプラトン哲学が日本の地でどのような認識されているのか、再確認することもできました。プラトン哲学を基盤に、現代社会に潜むリアルな問題を、文化や歴史を越えて議論する機会が生まれています。 「例えばプラトンが一番こだわった問題は正義とは本当にどういうものなんだろうか、と。今でももちろん国際紛争だとかテロの問題もありますけど、国内的にも例えば貧富の格差がね公正なんだろうかとか、そういった問題で様々な所に正義って問題ありますよね。少なくとも西洋哲学の中で正義という問題を正面から扱って、一体正義なんてものはやって意味があるのかどうかということを証明したのはプラトンなんですね。」 日本の地にプラトン哲学が紹介されたのは、150年ほど前の明治初期のこと。20世紀初頭には著作の全集が翻訳され、それらをつうじて広く一般にも知られることになりました。プラトン哲学は西洋哲学の中心として、近代日本の国家や社会を導くひとつの思想として重視されてきました。 「プラトンというものを素材にしながら現代の社会あるいは現代の状況を私たちの状況に新しい哲学として差し出す、提出するという物を私も考えなくてはいけないし、あるいは仲間とも一緒に考えていくと。 実際にこう私たちが様々考えていくヒントとしてこのプラトンを考えたことというのが、私が研究していることが直接間接で生きているということが最終的な目標なのでね、そういう形にするために例えば発信、日本語でも英語でもそうですけど 、様々な形で考え、自分たちのまとめたことを伝えるというのもひとつの目標になっていますね。」 プラトンが提起した哲学的問題は、「正義」「理想的な社会」「理性と欲望」など多岐にわたりますが、それらの問題に対し、果たして現代の哲学は何を語り得るのか、納富教授は国際的な場で探求を続けています。