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公選法違反疑惑の石丸伸二氏　改めて関与否定「人件費の認識ない」「業者はボランティア」

2024年の東京都知事選挙に出馬した石丸伸二さんが2月21日に会見を開き、選挙期間中の集会でライブ配信を担当した業者に人件費を支払ったとする公職選挙法違反の疑惑について、改めて関与を否定しました。 会見で石丸さんは「請求書には『機材のキャンセル料』と書いてあって、それが97万7000円だったので承認した。人件費と分かって承認したわけではない」と、疑惑を否定しました。石丸さんによりますと都知事選の際、業者にライブ配信を依頼したものの、陣営内部で「公選法に違反する」と指摘があったため、依頼をキャンセルしたということです。陣営はその後、業者に「機材キャンセル料」として依頼時の人件費を含んだ見積もりと同額の、およそ97万円を支払いました。しかし当日のライブ配信はその業者が行っていて、石丸さんは会見で「選対本部として意思決定をしていない。相手も『自らボランティアでいきます』と明言している」と述べ“業者はあくまでボランティアだった”と説明しました。 石丸さんは違反となる恐れがあるという認識を示した上で「紛らわしいことはすべきではなかった。当時は気付く余裕がない状況だった」と話しています。