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【三浦アルプス】道迷いエリア#8・ミオン史上最難ルート、北沢(小附沢)を遡上する

今回は超マイナーコースの北沢を歩いてきました。 マップにもルート表示がなく歩いた方の山行記録が情報源のコース。 中沢に合流する沢なので中沢を歩いた時に少し奥まで入ってみたことはありましたが、とにかく荒れルートとの評判で尾根までたどり着けるのか自信が… まぁでも今までもそういうコースをいくつも歩き切ってきたわけで、最終的にダメなら戻ればいいやってことでチャレンジ決行！ 北沢ルートは全体の半分以上がひたすら沢歩き、最後の残りが北尾根へ上がる道を登ります。 序盤の沢歩きは予想よりは歩きやすく大沢にとてもよく似た雰囲気で綺麗なナメもたくさんありました。 ですが、そこは北沢。 大沢はひたすら歩きやすい沢ですが、北沢には絶えず倒木や留まってしまった枝の山が現れてひとつひとつ越えるのも難易度高めのやつばかり。 　 言うなれば大沢ときどき番場ヶ谷。 　 またいだりくぐったりどうやってクリアするべきかしばし思案したり、一筋縄ではいかないどころかめちゃめちゃ難しいコースでした。 　 ヘビールート愛好者にはたまらないコースなんじゃないかな… 徐々に沢筋も細くなり水も枯れてきていよいよ尾根に上がるかという頃には、もはやハイキングコースとは言えないような様相を見せていて… 　 ほんとにシビアなコースですがなぜか心は満たされる一方で、大変なんだけどうれしくてたまらないと言う変なハイテンション状態。 最後の最後、北尾根に出るところは笹ヤブで閉ざされた出口を開けてゴール！ 出た瞬間ここはどこになるんだ？とまわりを見回すとすぐそこに二子山の分岐があり、外国人ハイカーさんがこちらを見つめてるではないですか。 思わずふたりで爆笑しました！ イノシシかと思った…って(笑) 今まで歩いた中で1番と言ってもいいほど格闘したルートです。 ほんと難しかったしほんと楽しかった！ 三浦アルプスの中でも超絶歩かれてない北沢コース。 ほんのちょっとでも雰囲気が伝わればうれしく思います！ ミオン