上知令って何？【日本史用語集】 скачать в хорошем качестве

上知令って何？【日本史用語集】

公立学校教師の笠井大輔が上知令について解説します 上知令は水野忠邦が行った天保の改革のうちの一つです 水野忠邦が老中になる前、日本は外国船がたびたび訪れていました これに対して日本は異国船打払い令を出して外国船を追い払いましたが、その姿勢に対する幕府への批判は大きいものでした そんな中老中になった水野忠邦は外交政策に悩みます ちょうどお隣の中国がアヘン戦争で負けて大変になっていることを聞き、異国船打払い令はまずいと思い、日本に来た船とは貿易を行わないが、燃料や水を与えて友好的に接しようとなりました しかし、外航船の脅威が迫っていることも確かです 中国のように攻められてしまうことを防ぐため、海沿いに砲台を置いたりして対策を行います さらに、もし外国が日本の大都市に攻めてきたことを考え、大都市周辺を幕府のものにしようとします 大都市周辺は旗本や譜代大名が土地をもっています そこを幕府のものにしようとしたのです もちろん旗本、譜代大名からは大反対、幕府への批判がピークに達し、この上知令をきっかけに天保の改革は失敗、水野忠邦の失脚につながっていしまいます 社会って楽しい！ 質問などがありましたら [email protected]（メール）@Kasainosyakai（twitter） にお願いします