物置で発見シリーズ 1995年マルチ杯秋ヶ瀬 SP-12エキスパートクラス決勝 скачать в хорошем качестве

物置で発見シリーズ 1995年マルチ杯秋ヶ瀬 SP-12エキスパートクラス決勝

モトチャンプ誌主催のマルチ杯は1990年代、秋ヶ瀬と新東京サーキットでシリーズ戦が組まれていました。 この当時のマルチ杯の熱気は凄まじく、ショップだけじゃなくオートバイメーカーやタイヤメーカーもサポート体制を取っていて、有力ライダーにはSPアイテムが支給されていたなんて噂もあったほど。 レースはBRDのTZMに乗る岸田年正選手と平川選手がスタートでワン・ツーを決め、それを前年度シリーズチャンピオンのRSヨコタ山口辰也選手がNSR50で追う展開。 この３台がすぐに後続を引き離しトップグループを形成しますが、進入速度が異常に速い山口選手が独特なリーンアウトで２ラップ目の１ヘアで平川選手を、３ラップ目にも同じコーナーで岸田選手を抜き去り、直ぐに独走状態を築きます。 山口選手は17歳で始めたレースキャリア2年目の94年、超激戦区のマルチ杯SP-12インチのエキスパートクラスにおいて全戦全勝でチャンピオンを決めた超人。他のライダーと明らかに違う、異質で異次元な走りには天才を感じずにはいられませんでした。 タイヤウォーマーなんて無いこの頃は、冬場のレースで１周目から速く走るのに絶妙なスライドコントロールが必須。しかも当時の秋ヶ瀬サーキットはコーナーの舗装がアスファルトじゃなくて白いツルツル路面なのに加え、タイヤはハイサイドが当たり前だったTT90！ ライダーのレベルの高さ、レースの熱気が伝わってきます。 最後に車両保管されてたトップ３台のマシンのアップが撮影されてました。GJその時の連れｗ