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コント「風◎店に囲まれたラーメン屋の店主」ニッキューナナ

☆あらすじ・・・ 「私の渾身のラーメン、あなたに食べてほしいの！」 「えっ」 今日、私が長年片想いしている彼に初めての告白をした。私は将来うまいラーメンを作りたい、そしてラーメンで日本一をとりたい。その第一歩は大好きな彼に私が作ったラーメンを食べてもらうことなの。 (それで彼から美味しいと言われたら今度こそ私の気持ちをー･･･) 「･･･斎藤のラーメン美味しいの？」 「！美味しいに決まってるよ！私がいろんなお店お小遣いでまわって、研究に研究を重ねたラーメンなんだから！」 「そっか･･･じゃあ、遠慮しとこうかな」 「えっ･･･！？」 ど、どうして？美味しいラーメン食べたくない人なんてこの世にいるの･･･！？ いや、違う。きっと私の気持ちに気づいたんだ。気づいて、傷つけないように告白される前に断られてしまったのだ。ラーメンを食べないという選択。それが彼の私の気持ちへの答えだ。 「･･･そっか！ごめんねなんか変なこと言っちゃって。急にラーメン食べてとか、変だよね･･･」 「違う！変なんかじゃない！」 「ならどうして･･･？」 「･･･やっぱりラーメン食べてもいいかな？そのかわり俺のこと、嫌いにならないでほしいんだ」 「わかった！ラーメン持ってくる！」 なぜか心変わりした彼にラーメンを食べさせるために大急ぎでラーメンを作った。 私が作った、美味しいラーメンを食べてもらうチャンス無駄にはしない！ そしてなぜ彼がラーメンを拒んだのか、理由はすぐにわかった。 バリーーーーーーーーーンッ！！！！！！ 「・・・・・・・。」 ラーメンを食べた途端、彼の股間がズボンを引き裂いたのだ。 「俺、うまいもの食べると股間がズボンを突き破ってしまうんだ」 「そ、そうなんだ」 努めてポーカーフェイスで答えたがなんだって？グルメマンガでよく見る美少女の服が破けるシーンの下品版？下品版ってどういうバージョン？ 「引かれると思って言えなかった。ごめん斉藤。」 「･･･てことは、私のラーメンおいしかったってこと？」 「それはもちろん！今まで食べた中で一番美味しいよ！」 その言葉を聞いた瞬間私は彼を抱きしめた。 「さ、斎藤！？」 「好きです、付き合ってください！」 「・・・こんな俺でよければぜひ」 こうして私の長年の片思いは身を結んだ。 やっと言えた言葉と、抱きしめ返される幸福感。 あと、気のせいか先ほどより膨らんだ股間を見て2人で微笑みあったとさ。 ◎峯 【Twitter】  / 2245mine_jojo   【シンジファイル】   / @シンジファイル   【インスタ】https://instagram.com/297_mine?r=nametag ◎こっちゃん選手 【Twitter】  / sit03kt   【明水花】  / meisuikammm   【インスタ】https://instagram.com/297_saito?r=nam... ◎自作のグッズ ▼meisuika https://meisuika.booth.pm/ ▼マセキライブサークル https://fan.pia.jp/maseki/ #ニッキューナナ