30代医師、80代患者、60代付き添いの3人が心肺停止　機長ら3人は意識あり　海上保安部が救助時の写真公開【長崎・壱岐沖の医療搬送用ヘリ事故】 скачать в хорошем качестве

30代医師、80代患者、60代付き添いの3人が心肺停止　機長ら3人は意識あり　海上保安部が救助時の写真公開【長崎・壱岐沖の医療搬送用ヘリ事故】

第七管区海上保安本部によりますと、長崎県壱岐沖で起きた医療搬送用ヘリコプターの事故で、乗っていた6人のうち30代の男性医師、80代の女性患者、60代の付き添いの男性の3人が心肺停止状態だということです。 【見つかった事故機】黄色の風船状のものが緊急時に膨らむ「フロート」しがみついていた3人を救助 福岡和白病院は6日午後会見を開き、乗っていた6人のうち「3人が生存状態で運ばれてきた。3人は心肺停止状態で運ばれてきた。今懸命に救命治療を行っている」と明らかにしました。 心肺停止状態で搬送された3人は、航空自衛隊の救助員が、海中に沈んだ機内から救助し、救難ヘリに引き上げ搬送したということです。 6日午後、長崎県の対馬空港を離陸し消息が途絶えた6人乗りの医療搬送用ヘリが、長崎県壱岐沖の海中で転覆しているのが見つかりました。 第七管区海上保安本部によりますと、6日午後3時前、東京救難調整本部から「長崎県の対馬空港を出発し、福岡県内の病院に向けて飛行していた民間ヘリが消息不明」との通報がありました。 消息を絶ったのは福岡和白病院の医療搬送用ヘリコプターで、海上保安部によりますと、事故機は午後1時半に対馬空港を離陸し、午後2時40分に福岡県和白病院に到着予定だったということです。 海上保安部では午後5時過ぎ、壱岐島の北端から北側に約20キロの海上で事故機を発見。 機体は転覆し、緊急時に膨らむ「フロート」で浮いている状態、「フロート」に3人がしがみついた状態で発見され、救助されたということです。3人は低体温症の疑いで和白病院に搬送されたということです。残る3人も救助されましたが、心肺停止状態で搬送されたということです。