Japanese Trivia in Beginner Japanese：学問の神様 -菅原道真- /The God of Learning скачать в хорошем качестве

Japanese Trivia in Beginner Japanese：学問の神様 -菅原道真- /The God of Learning

Sugawara no Michizane (菅原 道真 845–903) was a scholar, poet, and politician of the Heian Period of Japan. He is regarded as an excellent poet, particularly in Kanshi poetry, and is today revered in Shinto as the god of learning, Tenman-Tenjin (天満天神, often shortened to Tenjin). https://en.wikipedia.org/wiki/Sugawar... 日本の学問の神様と言えば、菅原道真公でございます。道真公がなぜ「天神様」になったのか、という話を #やさしい日本語 #EasyJapanese でまとめました。文法はだいたいN5からN4で収まっていると思います。 藤原時平の讒言により大宰府に左遷されたと習った覚えがありますが、『大鏡』の記述などを読むと、時平がそんな陰険な性格には思えなかったので、「その他大勢が追い落とした」説をとっています。 【音楽】　おとわび　 【イラスト】　IllustAC　　https://www.ac-illust.com/ かわいいフリー素材集いらすとや https://www.irasutoya.com/ 【写真】　photoAC　　https://www.photo-ac.com/ スクリプトーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 菅原道真は、日本の「学問の神様」です。また、日本三大怨霊の一人としても数えられます。 菅原道真は平安時代の学者で、政治家でした。宇多天皇と醍醐天皇に仕えて、右大臣になりました。娘が宇多天皇の皇子と結婚しましたから、道真は天皇の親戚にもなりました。 しかし、菅原家は身分があまり高くない一族でしたから、道真の異例の出世を良く思わない人がたくさんいました。 昌泰四年、道真について、悪い噂が広まりました。 「道真は宇多天皇を騙している」「自分の孫を天皇にしたいから、醍醐天皇の廃位を計画している」 まだ十代だった醍醐天皇はこの噂を信じて、道真を九州の大宰府へ左遷しました。 大宰府では、給料もないし、仕事もないし、食べ物もほとんどありませんでした。二年後、延喜三年（903年）、道真は亡くなりました。 道真が亡くなったとき、京都の北野で、一晩で松がたくさん生えるという不思議なことが起きました。人々は、道真の魂が京都へ帰ってきたと思いました。その場所に今、道真を祭る神社、北野天満宮があります。 その頃、雨が降らない日が続いて、飢饉になって、疫病も流行りました。道真の悪い噂を流した藤原一族も、たくさん死にました。人々は、無実の罪で死んだ道真の祟りだと考えました。 延長八年(930年）、会議中の清涼殿に雷が落ちました。有力な政治家が死んだり、怪我をしたりしました。醍醐天皇はそれを見て、具合が悪くなって、それから三か月後に崩御しました。人々はこれも、道真の怨霊の祟りだと思いました。 雨を止めたり、雷を落としたりしますから、人々は道真の霊を天気の神様、「天神」として祭りました。 また、道真は生きているとき、とても頭が良かったですから、学生が勉強や試験のことでお祈りするようになりました。それで、今では天神様は「学問の神様」だと考えられています。 道真は、梅の花が大好きでしたから、天神社の紋章は梅です。牛の像があることも、天神社の特徴です。この牛の頭を撫でると、頭が良くなると言われています。 天神社は、全国に1200社以上あります。日本中どこでも見つけることができるでしょう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーおわり