地価 上昇率上位はやはり〝インバウンド客人気〟のスノーリゾート（abnステーション　2025.03.19） скачать в хорошем качестве

地価 上昇率上位はやはり〝インバウンド客人気〟のスノーリゾート（abnステーション　2025.03.19）

18日「土地の取引価格」地価が発表されました。県内の上昇率上位は白馬村や野沢温泉村など、インバウンドに人気のスノーリゾート地が占めました。 地価は毎年1月1日時点で不動産鑑定士が調査し県が公表しています。 県内の住宅地205地点の平均変動率はプラス0.8％で3年連続の上昇。最も高かったのは旧軽井沢の別荘地でした。 また、商業地109地点の平均変動率はプラス0.4％で33年ぶりの上昇となりました。最も高かったのは長野駅前で1平方メートルあたり37万2000円でした。 不動産鑑定士の塚田栄二郎さんによりますと、新型コロナの終息により飲食店の客足が回復したことやインバウンドの増加が価格に影響したということです。 海外からの需要の影響は地価の上昇率にも。 住宅地の上昇率トップは去年に続き、白馬村のみそら野別荘地で全国でも2位でした。 商業地のトップも白馬村でした。 ■茅野不動産鑑定・茅野武弘さん 「これまでは同じインバウンドでも個人の富裕層が主だった需要者だったところ、資本が入ってくるようになったので扱う金額がかなり大きくなっている」 特に、雪が降らないアジア諸国から人気を集めているそうで、同じくスノーリゾート地の野沢温泉村も住宅地の上昇率では2位と3位にランクインしました。 また、先月から商業施設の閉店が相次ぐ松本市ですが、駅前など商業地の価格は上昇しました。 その要因については…。 ■茅野不動産鑑定・茅野武弘さん 「パルコが閉店、井上百貨店も今月で閉店するがそこで繁華性（＝人で賑わうこと）が減少したかというとそんな事はなくて、観光客はどんどん来ていてむしろ増えている。コロナで打撃を受けた宿泊・飲食業は、コロナ禍が明けて観光客が戻ってきたので収益が改善してきている」 郊外から移り住む高齢者などからのマンション需要も高く上昇の要因の一つとなっているということでうす。