У нас вы можете посмотреть бесплатно 小沢健二 Live アルペジオ & カキツバタ(Pii カバー)表参道 05/25/2021 Ozawa Kenji Live on Omotesando или скачать в максимальном доступном качестве, видео которое было загружено на ютуб. Для загрузки выберите вариант из формы ниже:
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「表参道ヒルズの向かいのオリエンタルバザーというお店」と人に言うと、返事はたいてい「あー、あの赤い柱の、和物の古いお皿とか売ってる…」の後、「よく前を通るけど、入ったことない」と続く。『アルペジオ』の、駒場をあとに原宿へ向かう90年代のぼくも、当時はお店に入ったことはなかった。 ところが、2013年生まれの長男と初めて表参道を歩いた時のこと。青山通りから表参道をくだってきて、特に何も興味を示していなかった長男が突然、ぼくの手を強烈に引いて入りたがった店が、オリエンタルバザーだった。 長男が生まれたマンハッタン・プレシビテリアン病院は、アッパーイーストサイドという、ブランド品の店と広告業界で有名な界隈にある。実際、長男が生まれると同時にブランド品のあれこれが、病院とブランドのタイアップで「ギフト」(という名の広告)として運ばれてきた時はあぜんとした。 そういう「ブランドの店が並ぶ界隈」は世界中で同じロゴ・同じアイテムが並び、似てしまう。ところが、表参道を歩きながら「あ、こういうのね・・・」と思っていた(かもしれない)長男の目に突如、赤い柱と寺院風の門構えが入ってくる。その向こうに古い着物の布や、こけしや、大きな壺。長男がぼくの手を引いて入りたがった気持ちは、わかる気がする。 そ れ は ひっくり返すと、東京・杉並病院生まれの僕が、マンハッタンでバーグドルフ・グッドマン(高級デパート)のショーウィンドウを初めて見た時に似てるかもしれない。 バーグドルフのショーウィンドウは「ニューヨークらしい」華々しさで旅行者たちを店内に引きこむが、多くの地元民はちょうどオリエンタルバザーの場合と同じように、「よく前を通るけど、入ったことはない」。 長男がぼくをオリエンタルバザーに引っぱりこんで以来、ぼくはそういう「ずっとあるのに、なぜか入ったことのない場所」を気にするようになった。あるじゃないですか? そういう場所。 「ずっとあるのに、なぜか入ったことのない場所」は、 1)なぜずっとあるのか 2)なぜ入ったことがないのか を縦軸・横軸に、街の見えづらい「なにか」を見せてくれたりする。 それが見せてくれる「なにか」は、「よく通るけど、入ったことない」地元の人にとって近すぎて見えづらい、近すぎてくすぐったい、近すぎて見たくない、ことだったりする。 と も あ れ、 僕は表参道をゆくたびに、1951年(70年前だ)から続くあの赤と黒の門構えを、めちゃくちゃにかっこいい特異点として見るようになった。 そして、時は2021。表参道の描写ではじまる『泣いちゃう』をお披露目するロケーションを論議していて、チームの一人が「オリエンタルバザー・・・」と口にした時、「あぁぁぁぁぁ!」と色んなことが一気に、数学の解法がわかるようにつながっていく気がした。 すぐに渋谷区長・長谷部健さんにメールしてみると、経営者である笹川さんは長谷部さんのご学友で、しかもお店は2021年6月に改装を予定している、というお返事。「えぇぇぇぇぇ! 6月に改装って、今5月じゃん!」というわけで……。 改装される前のオリエンタルバザーの 階 段 で 歌 う、 この5月25日夜のライブ演奏となりました。生配信だったのですが、リハをやると目撃されてバレるので、本番一発勝負で。 街は様子変えて僕らを包む。街路樹の匂いもちょっとずつ変わってく。か 今昔のオリエンタルバザーの皆さん、すばらしい舞台を与えてくださって、ありがとうございました。改装後に、またうかがいます。 2021年6月 小沢健二 #小沢健二 #jpop #音楽 #アルペジオ #カキツバタ #ozkn #オザケン #Pii #表参道 #オリエンタルバザー #マイクロ魔法的