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日常的に人工呼吸器などが必要な「医療的ケア児」が、災害時にどのように避難すればよいのか、確認する訓練が6日、佐賀市で行われました。 佐賀市に住む山本歩夢さん(17)は、日常的に人工呼吸器や吸引機が必要です。 災害時には、避難とともに、医療機器の電源確保が課題となります。 訓練では、台風による停電を想定して、歩夢さんの母親から連絡を受けた市の担当者や地域住民が連携して、自家発電機のある避難所まで移動する手順を確認しました。 歩夢さんの母・可奈子さん「電源がなくなるっていうことがそのまま命に直結するので、それがものすごく不安です。電源の確保が叶うのであれば、ためらわずに避難できたらいいなというふうに思っています」 佐賀市によりますと、医療的ケア児の避難訓練で、施設からではなく、今回のような自宅からの移動は初めてだということです。